通信制高校でダンスを学ぶメリットとは?
「ダンスが大好き!」「将来はダンサーとして活躍したい!」そう考えているならば、ダンスを学べる通信制高校を選択するのもひとつの方法です。全日制高校を卒業してから専門学校で学ぶ……というルートにはないメリットとしては、次のようなものがあります。
通信制高校なら高等学校卒業資格を取得できる!
「学校の勉強にわずらわされずにダンスに打ち込みたい。でも、高卒の資格は欲しい」そう考えているならば、通信制高校は最良の選択といえるかもしれません。
通信制高校は全日制高校などとならぶ高校の一形態なので、問題なく高等学校卒業資格を取得できます。毎日登校する必要がないので、自分の好きな時間にダンスのレッスンに励むことも可能です。さらに、勉強だけではなくダンスを学べる通信制高校まであるというのも見逃せません。
若いうちからダンスを本格的に学べる
もちろん、高校を卒業してからダンスの専門学校に入学するという方法もあります。しかし、それだけ学費もかさみますし、何よりも貴重な十代を回り道をして過ごすということにもなりかねません。
ダンスのような身体表現はできるだけ若いうちにセンスを磨くことが大事です。ダンスを学べる通信制高校を選べば、早ければ15歳からダンス中心の生活をスタートできるというのは大きなメリットでしょう。
芸能界デビューできる通信制高校もある
ダンサーとして芸能界デビューを果たしたいと考えている人もいるかもしれません。そのためにはオーディション合格というルートもありますが、非常に狭き門です。
しかし、じつは芸能プロダクションと連携している通信制高校もあるというのはご存じでしたか?卒業後は芸能プロダクションに所属してダンサーはもちろん、女優、タレント、モデル、レポーターなどとして活躍できる可能性もあるというわけです。
芸能界直通の通信制高校「第一高等学院」とは?
第一高等学院の芸能コースは、高校在学中あるいは卒業後はすぐにダンサーとして働きたい生徒に人気です。大手芸能プロダクションと提携しているということですが、どのような授業が行われているのでしょうか。
通信制高校卒業後に芸能デビューも可能!
第一高等学院の芸能コースは、渡辺プロダクショングループ「渡辺高等学院」と連携しているというのが大きな特長です。大手芸能事務所が長年培ってきた育成ノウハウを活かした授業を提供しています。
充実したレッスンを受けられるのはもちろんのこと、芸能界デビューのチャンスもあるというのは心強い限りです。ダンサーとして仕事をしたいと本気で考えている人はいかがでしょうか。
通信制高校をサポートする通信サポート校
渡辺高等学院は通信サポート校という、通信制高校での勉強をサポートする学校になります。通信サポート校だけでは高等学校卒業資格を取得できません。
そのため、ダンスに熱中するだけではなく高卒資格も欲しいならば、第一高等学院とのWスクールが必須となります。それだけ学費がかかる点に注意してください。
人間力も育成してくれる通信制高校
芸能界は華やかなばかりではありません。サラリーマン以上に礼節を重んじる世界といっても良いでしょう。そのため、第一高等学院ではコミュニケーション力を磨けるようなカリキュラムを組んでいます。
卒業までにはマナー、礼儀、社会で求められる「人間力」などがすっかり見についているでしょう。それは、たとえダンサーになれなくても普段の生活の場でも十分活かせるものです。
芸能界以外の進路もサポートする通信制高校
芸能界直結の通信制高校とはいえ、誰もがデビューできるとは限らないのも事実です。芸能界以外の進路についてのサポート体制が整っているのも第一高等学院の特長です。
「大学に進学したい」「ダンス講師として就職したい」など、通信制高校で勉強するうちに考えが変わる人もいるでしょう。いずれにせよ、生徒一人ひとりの希望に幅広く対応してくれるのは頼もしいですね。
通信制高校なのに週5回登校の「クラーク記念国際高等学校」とは?
ダンサー、女優・俳優、歌手などを目指す生徒に人気のクラーク記念国際高等学校パフォーマンスコース。週5回の登校日に行われているレッスンとはどのようなものなのでしょうか?
ダンスはもちろん歌や演劇も学べる通信制高校
クラーク記念国際高等学校パフォーマンスコースは通信制高校でありながら週5日も通学できます。しかし、レッスンの比重が高いため、高校卒業に必要な学科の学習は通信教育で補完するというシステムになっています。
そんなクラーク記念国際高等学校パフォーマンスコースでは、第一線のプロによるダンス、歌、演劇などのレッスンを受けることができます。これまで何のレッスンも受けた経験がない人でも、80%以上が未経験からのスタートなので安心です。
ダンスイベントに出演するチャンスもある!
劇場での本格的な舞台公演に参加できるのも、クラーク記念国際高等学校パフォーマンスコースの特長のひとつです。ダンスイベントなど、学生でありながら年間10本以上の本番経験が積めるというのはめったにない機会といえるでしょう。
表現活動はアウトプットだけではなくインプットも大切ですが、その点も、舞台鑑賞会が多数あるので安心です。感受性が豊かな若い時代にさまざまなパフォーマンスアートに触れることで、表現者としての土台を形成してみませんか。
ダンスのプロとして活躍する卒業生多数!
学校がオーディション、映画・テレビ出演に関する情報を提供してくれるので、デビューのチャンスを逃しません。もちろん、ダンサー募集に関する情報もあります。
実際、卒業生にはダンサー、女優・俳優、歌手として活躍している人も少なくありません。卒業生を招いてのイベント等で業界の話を聞けるのもうれしいポイントです。
ダンスに特化!北海道芸術高等学校ダンスコースとは?
「芸能コースの一部で学ぶのではなく、もっとダンスを専門的に勉強したい!」そんな人におすすめなのが北海道芸術高等学校ダンスコースです。「表現もまた学力である」という教育理念のもと、どのようなカリキュラムが実施されているのでしょうか?
さまざまなダンスが学べる通信制高校!
北海道芸術高等学校ダンスコースでは、たとえば午前は学科、午後はダンスというように学習を進めていきます。週5日登校のコースを選択すれば、各種ダンスを日替わりで学ぶこともできます。
ジャズダンス、ストリートダンス、ヒップホップダンス、コンテンポラリーダンスなど多種多様なダンスを学べることが特長です。もちろん、すべてのダンスの基礎となるバレエ、体力増強運動などの時間もあります。
また、振り付けを学ぶ時間もあり、その成果は発表会などで披露するようになっています。将来、振付師になりたい人にもおすすめです。
北海道以外のキャンパスもある通信制高校
北海道芸術高等学校という名前から「北海道だけにしかない?」と、思う人もいるかもしれません。しかし、仙台、池袋、横浜、名古屋、福岡などの各都道府県にもキャンパスがあります。
それでも近くに通えそうな校舎がない場合には指定学生会館を利用することもできます。必要な家具はすべて完備、朝食・夕食付きなので、初めての一人暮らしでも、安心してダンスと勉強に集中することができるでしょう。
オープンキャンパスでダンスコースも体験できる
各種ダンスから振り付けまで、幅広くダンスを学べる北海道芸術高等学校。しかし「実際の授業はどのように行われるのだろう?」と、不安に思う人もいるかもしれません。
そんな時は、オープンキャンパスを利用してみるのもひとつの方法です。北海道芸術高等学校公式サイトで各校舎のページにオープンキャンパス情報が紹介されているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
通信制高校でダンスをみっちり学ぶ青春!
「将来はダンサーになりたい」と思っていても、夢のまま終わってしまう人は少なくありません。全日制高校に進学して部活や定期テストに追われる毎日の中、隙間時間を見つけてレッスンに通うという方法もあります。しかし、それではどうしてもなかなかダンスは上達しません。
「高校は高等学校卒業資格を取得するためのもの」と、考えれば全日制高校ではなく通信制高校でも十分です。さらに、ダンスコースや芸能コースを設定している通信制高校まであるのですから、利用しない手ないでしょう。
ただし、通信制高校でダンスを学ぶといってもさまざまなスタイルがあります。「将来はダンサーとして芸能界で活躍したい」と、考えているならば、芸能界とのつながりもある芸能コースで勉強するのが近道ともいえるでしょう。歌、演劇などダンス以外のことが学べるのも魅力です。しかし「ダンスだけを専門的に学びたい」という人にとってはデメリットかもしれません。
ダンスの技術を極めたいならば、やはりおすすめはダンス専門のコースがある通信制高校です。週5日みっちりとダンスを学ぶこともできます。全日制高校とダンススクールをWスクールするよりも学費も安くすむでしょう。ダンスを職業とするにはダンサーだけではなく振付師という道もありますが、振り付けについて学べるのもダンスコースの魅力です。
いずれにせよ、まずはそれぞれの通信制高校の特色を正確に知るために、資料請求などをしてみることをおすすめします。通信制高校の公式サイトにあるブログなどを読んでみるのも、雰囲気を知るきっかけになるでしょう。楽しくダンスの勉強を続けることができそうな、自分にぴったりの通信制高校を選択してみませんか?