京都の通信制高校ランキング

京都の通信制高校に関する情報

京都府の通信制高校

京都府にある通信制高校は、下記の通りです。

京都府の通信制高校 一覧

校名 住所
京都共栄学園中学校・高等学校 〒620-0933 京都府福知山市篠尾62番地5
京都西山高等学校 〒617-0002 京都府向日市寺戸町西野辺2
京都美山高等学校 〒602-0926 京都府京都市上京区元真如堂町358
京都府立朱雀高等学校 〒604-8384 京都府京都市中京区西ノ京式部町1
京都府立西舞鶴高等学校 〒624-0841 京都府舞鶴市字引土145
京都廣学館高等学校 〒619-0245 京都府相楽郡精華町下狛中垣内48番地

京都府の通信制高校は、南部にある京都市の2校の他、向日市・相楽郡に1校ずつ、西部の福知山市、北部にある舞鶴市に1校ずつあります。通信制単独の学校は京都美山高等学校のみで、他5校ともに全日制・定時制課程などと併置されています。

京都府の東部には通信制高校がないため、通学に関して、東部及び中央部にお住まいの方は南部にある京都美山高等学校か京都府立朱雀高等学校を選ぶことになるでしょう。

京都府の通信制高校の状況

京都府の通信制高校の生徒数

文部科学省が実施する学校基本調査(平成28年度)によると、京都府内の通信制
高校の生徒数は公立で705人、私立で1,377人、合計で2,082人の生徒が通信制高校に所属しています。公立校よりも私立校の生徒数の方が多いのが京都府の通信制高校の特徴です。

うち、平成28年度の入学者数は公立で164人、私立で433人、合計で597人。

全国47都道府県で比較すると生徒数で26番目、入学者数では24番目と、全国の中でも通信制高校の生徒数はやや多い方と言えます。他県から世界文化遺産が多くある京都府の通信制高校へ入学してくる方も多くいます。

京都府の不登校者数と不登校への対策

文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での京都府の中学校の不登校者数は1,982人。

1,000人あたりの不登校生数は28.0人、この数字は全国で22番目にあたります。

全国平均が1,000人あたり28.3人なので、平均より下回っており、不登校発生の状況としては全国的の中で若干少なめという程度です。

京都府では、こうした不登校生徒の学校復帰率の向上に取り組んでいますが、学校復帰ができても別室登校に留まってしまう生徒が多いという課題を解決すべく、調査・研究に基づく「別室登校~別室登校児童生徒の実態把握と支援の在り方~」を掲げています。

別室登校~別室登校児童生徒の実態把握と支援の在り方~

  1. はじめに
  2. 調査研究方法
  3. アンケートから見える「別室登校」の実態
  4. 「別室登校」事例から見えてきたこと
  5. 研究指定市の研究
  6. まとめ

不登校生徒が学校復帰はできても別室登校に留まってしまう生徒の教室復帰に向けて、別室指導の基本を学習活動とし、教職員と児童生徒の信頼関係を構築していくことを継続すると共に、スクールカウンセラーの配置および、学級や部活動の友人関係を中心にすることが、教室復帰により高い効果があると示しています。

京都府の不登校問題 相談窓口

京都府では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。

窓口 電話番号 対象、受付時間帯 詳細
ふれあいすこやかテレフォン ・075-612-3268
・075-612-3301
・0773‐43‐0390
・児童生徒、保護者、学校関係者
・月~日 24時間
不登校やいじめから子育て、しつけなど、学校教育や家庭教育に関する相談
ヤングテレホン
【京都府警察本部少年サポートセンター】
075-551-7500 ・20歳未満の方、保護者、関係者
・電話相談
・月~日 24時間
・面談相談
月~金 9:00~17:45
少年の悩みやいじめ、不登校などに関する相談
子どもの人権110番 0120- 007-110 ・生徒児童、保護者

・月~金 8:30~17:15
(祝日を除く、上記以外は留守番電話で対応)

いじめ・体罰・不登校・児童虐待など子どもの人権にかかわる問題全般に関する相談

不登校問題における通信制高校の役割

不登校の生徒数は増加傾向

全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。

不登校の定義と問題点

「平成15年3月 不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。

  • 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
  • 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」

社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。

不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割

通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。

通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。

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