佐賀の通信制高校に関する情報

佐賀県の通信制高校

佐賀県にある通信制高校は、下記の通りです。

佐賀県の通信制高校 一覧

佐賀県の通信制高校は、県中央部にある佐賀市に公立1校しかありません。佐賀北高等学校は通信制の他に全日制が併置されています。

佐賀県に通信制高校は1つしかないため、県内にお住まいの方は佐賀北高等学校に足を運ぶことになるでしょう。

佐賀県の通信制高校の状況

佐賀県の通信制高校の生徒数

文部科学省が実施する学校基本調査（平成28年度）によると、佐賀県内の通信制
高校の生徒数は公立で1,250人、私立で0人、合計で1,250人の生徒が通信制高校に所属しています。

うち、平成28年度の入学者数は公立で141人、私立で0人、合計で141人。

全国47都道府県で比較したランキング順位では、生徒数で36番目、入学者数では42番目と、通信制高校が1つしかないということもあり、佐賀県の通信制高校の生徒数は全国の中でも少ない県と言えます。

佐賀県の不登校者数と不登校への対策

文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での佐賀県の中学校の不登校者数は767人。

1,000人あたりの不登校生数は29.2人、この数字は全国で14番目にあたります。

全国平均が1,000人あたり28.3人なので、佐賀県の不登校発生の状況としては平均値よりも若干上回っており、全国と比較してやや多めという程度です。

佐賀県では、こうした不登校生徒への理解を深めるべく対策として、教職員向けリーフレット「すべての子どもたちに魅力ある学校生活を-不登校への対応について-」を作成し、県内の公立小・中学校、県立学校の教職員に指導資料として配布しています。

すべての子どもたちに魅力ある学校生活を-不登校への対応について-

1. 不登校の現状
2. 不登校への理解と適切な支援・指導
3. 教育相談主任を中心とした校内体制の強化
4. 年間を見通した早期発見・早期対応のポイント
5. 不登校の子どもへの具体的な対応例
6. 学校全体で取り組む未然防止

不登校に対する理解を深める上で、教職員が子どもたちの状態をきめ細かく観察すると共に、適切な支援・指導を行うことができるように、指導力向上のための対策を図っています。また、不登校の未然防止策として、心の居場所づくり・絆づくりに注力し、魅力ある学校づくりを行うことを具体的な対策として提唱しています。

佐賀県の不登校問題 相談窓口

佐賀県では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。

不登校問題における通信制高校の役割

不登校の生徒数は増加傾向

全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。

不登校の定義と問題点

「平成15年3月　不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。

• 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
• 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」

社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。

不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割

通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。

通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。

佐賀県の通信制高校、まずは資料請求を！

このページでは佐賀県で通学できる通信制高校を多数ご紹介しています。

不登校生徒が増大する社会状況も背景に、通信制高校のカリキュラム・プログラムも多様化しています。まずは、どんな学校があるのかをチェックし、気になる学校があれば、まずは資料請求してみることをお勧めします。