群馬の通信制高校に関する情報
群馬県の通信制高校
群馬県にある通信制高校は、下記の通りです。
群馬県の通信制高校 一覧
校名 | 住所 |
---|---|
群馬県立太田フレックス高等学校 | 〒373-0844 群馬県太田市下田島町1243-1 |
学芸館高等学校 | 〒370-0829 群馬県高崎市高松町14番2 |
群馬県立桐生女子高等学校 | 〒376-0601 群馬県桐生市梅田町一丁目185-1 |
群馬県立高崎高等学校 | 〒370-0861 群馬県高崎市八千代町二丁目4番1号 |
群馬県立前橋清陵高等学校 | 〒371-8573 群馬県前橋市文京町2-20-3 |
群馬県の通信制高校は、高崎市の2校の他、太田市・桐生市・前橋市に1校ずつと、群馬県の南部に多く集まっています。学芸館高等学校は、明治21年に創立されたとても長い歴史がある学校です。
群馬県の南部以外に通信制高校はありません。通学時、群馬県西部にお住まいの方は、高崎市の学校へ、県北部にお住まいの方は桐生女子高等学校か、前橋清陵高等学校まで足を向けることになるでしょう。学芸館高等学校を除く4校ともに、全日制・定時制課程などと併置されています。
群馬県の通信制高校の状況
群馬県の通信制高校の生徒数
文部科学省が実施する学校基本調査(平成28年度)によると、群馬県内の通信制
高校の生徒数は公立で1,512人、私立で484人、合計で1,996人の生徒が通信制高校に所属しています。公立校4校に対して私立校は1校しかないため、公立校の生徒数が多いのが特徴です。
うち、平成28年度の入学者数は公立で248人、私立で94人、合計で342人。
全国47都道府県で比較すると生徒数で27番目、入学者数では31番目と、通信制高校の生徒数はやや少ない県と言えます。
群馬県の不登校者数と不登校への対策
文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での群馬県の中学校の不登校者数は1,561人。
1,000人あたりの不登校生数は27.1人、この数字は全国で26番目にあたります。
全国平均が1,000人あたり28.3人なので、不登校発生の状況としては平均値より下回っており、全国と比較してやや少なめの県と言えます。
群馬県では、こうした不登校問題を改善すべく、国立教育政策研究所・群馬県総合教育センターなどによる研究成果・提言に基づく「不登校対策マニュアル」を掲げています。
不登校対策マニュアル
- 不登校にならない魅力ある学校づくり
- 不登校の兆候を見逃さない
- 不登校解決のための共通パターン
- 不登校対策の組織マネジメント
- 中1不登校の未然防止
- スクールカウンセラーとの連携
- 不登校対策チェックリスト一覧
- 参考資料
群馬県における不登校生徒の増加を憂慮し、職員、スクールカウンセラーや相談員など関係機関との連携を行って協同体制を整えると共に、教職員が不登校児童に対して迅速で的確な対応を取ることができるように、研修を行うなど資質および指導力の向上のための対策を図っています。
群馬県の不登校問題 相談窓口
群馬県では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。
窓口 | 電話番号 | 対象、受付時間帯 | 詳細 |
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よい子のダイヤル 【家庭教育電話相談】 |
027-224-4152 | ・児童生徒、保護者、関係者 ・火~土 10:30~12:30/13:30~15:30/16:30~18:30 ※上記以外の時間は留守番電話 (祝日・休館日を除く) |
性格や行動、しつけ、知能やことば、不登校などの家庭教育に関する相談 |
こどもホットライン24 | ・0120-783-884 ・携帯電話の方 027-263-1100 【E-mail】kodomo-soudan@pref.gunma.lg.jp |
・月~日 24時間 | 18歳未満の子どもに関する悩み相談 |
子ども教育・子育て相談 【群馬県総合教育センター】 |
0270-26-9200 | ・電話相談 月~金 9:00~17:00 / 第2・第4土 9:00~15:00 (祝日・年末年始を除く) ※上記の日時以外は、こどもホットライン24に転送 ・来所相談 月~金 9:00~17:00 / 第2・第4土 9:00~15:00 (祝日・年末年始を除く) |
学校・園の生活や学業、いじめや不登校、生活習慣や養育、発達の遅れや就園・就学などに関する悩み相談 |
24時間子供SOSダイヤル | 0120-0-78310 | ・児童生徒、保護者 ・月~日 24時間 |
不登校やいじめに関する緊急の相談や子供のSOS全般の悩み相談 |
不登校問題における通信制高校の役割
不登校の生徒数は増加傾向
全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。
不登校の定義と問題点
「平成15年3月 不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。
- 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
- 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」
社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。
不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割
通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。
通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。
群馬県の通信制高校、まずは資料請求を!
このページでは群馬県で通学できる通信制高校を多数ご紹介しています。
不登校生徒が増大する社会状況も背景に、通信制高校のカリキュラム・プログラムも多様化しています。まずは、どんな学校があるのかをチェックし、気になる学校があれば、まずは資料請求してみることをお勧めします。