茨城の通信制高校に関する情報
茨城県の通信制高校
茨城県にある通信制高校は、下記の通りです。
茨城県の通信制高校 一覧
校名 | 住所 |
---|---|
鹿島学園高等学校 | 〒314-0042 茨城県鹿嶋市田野辺141-9 |
晃陽学園高等学校 | 〒306-0011 茨城県古河市東1-5-26 |
翔洋学園高等学校 | 〒319-1221 茨城県日立市大みか町4-1-3 |
第一学院高等学校 | 〒318-0001 茨城県高萩市赤浜2086-1 |
つくば開成高等学校 | 〒300-1211 茨城県牛久市柏田町3315-10 |
東豊学園つくば松実高等学校 | 〒300-4352 茨城県つくば市筑波1002 |
水戸平成学園高等学校 | 〒310-0067 茨城県水戸市根本2-545 |
茨城県立水戸南高等学校 | 〒310-0804 茨城県水戸市白梅2丁目10番10号 |
明秀学園日立高等学校 | 〒317-0064 茨城県日立市神峰町3丁目2番26号 |
ルネサンス高等学校 | 〒319-3541 茨城県久慈郡大子町大字浅川1253番地 |
茨城県の通信制高校は、日立市と水戸市に2校ずつあるほか、鹿嶋市・古河市・高萩市・牛久市・つくば市・久慈郡に1校ずつと、茨城県にまんべんなく分布されています。東豊学園つくば松実高等学校は、廃校となったつくば市立筑波第一小学校の跡地を利用して2008年に開校しました。
茨城県の通信制高校は数多くあり分散しているため、県内にお住まいの方は、通学に不便なく近くの高校に通うことができるでしょう。鹿島学園高等学校、茨城県立水戸南高等学校、明秀学園日立高等学校の3校は、全日制・定時制課程などと併置されています。
茨城県の通信制高校の状況
茨城県の通信制高校の生徒数
文部科学省が実施する学校基本調査(平成28年度)によると、茨城県内の通信制
高校の生徒数は公立で1,242人、私立で13,999人、合計で15,240人の生徒が通信制高校に所属しています。
うち、平成28年度の入学者数は公立で168人、私立で3,722人、合計で3,890人。
全国47都道府県で比較すると生徒数で3番目、入学者数では3番目と、私立高校への入学者数が多いという大きな特徴があり、通信制高校全体を見ても生徒数はかなり多い県と言えます。その理由として、関東近郊を対象とした生徒を募集している通信制高校が数多くあるということが考えられます。
茨城県の不登校者数と不登校への対策
文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での茨城県の中学校の不登校者数は2,429人。
1,000人あたりの不登校生数は29.0人、この数字は全国で16番目にあたります。
全国平均が1,000人あたり28.3人なので、不登校発生の状況としては全国的にはやや多い県と言えます。
茨城県では、こうした不登校生徒の未然防止・理解を深めるべく啓発資料として「思春期の子どもの心に寄り添うために」を作成して、中学校1年生のすべての保護者に配布しています。
思春期の子どもの心に寄り添うために
- 家庭を安らぎの場所に
- 人間関係の基盤づくりを
- 自立を促すかかわりを
- 我慢する心と、ルールを守る心を育てるかかわりを
- 温かく見守るかかわりを
自立した大人になるためには、家族・友人との結びつきを深め、強い絆が大切だと提唱しています。そのために、家庭との関わり方が最も重要とし、ルールを守る心を育て、自立を促しながら、心を通わせる親子関係を築いていくことを具体的な施策として提案しています。
茨城県の不登校問題 相談窓口
茨城県では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。
窓口 | 電話番号 | 対象、受付時間帯 | 詳細 |
---|---|---|---|
子どもの教育相談 【教育研修センター内】 |
【電話】029-225-7830 【Fax】029-302-2161 【E-mail】7830@center.ibk.ed.jp |
・児童生徒、保護者 ・電話 ・毎日8:00 ~ 22:00 ・FAX /電子メール ・月~日 24時間 (祝祭日12/29 ~ 1/3除く) |
不登校・いじめ等の悩みに関する相談 |
子どもホットライン | 【電話】029-221-8181 【Fax】029-302-2166 【E-mail】kodomo@edu.pref.ibaraki.jp |
・子ども ・月~日 24時間 (12/29~1/3は留守番電話) |
いじめ、不登校、友人関係、性の問題、大人社会への不満などの相談 |
いばらきこころのホットライン 【精神保健福祉センター】 |
・029-244-0556 (月~金) ・0120-236-556 (土日相談専用ダイヤル) |
・一般県民 ・毎日9:00~12:00/13:00~16:00 (祝祭日、12/29~1/3を除く) |
不登校や思春期の問題、精神障害などの相談 |
不登校問題における通信制高校の役割
不登校の生徒数は増加傾向
全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。
不登校の定義と問題点
「平成15年3月 不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。
- 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
- 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」
社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。
不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割
通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。
通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。
茨城県の通信制高校、まずは資料請求を!
このページでは茨城県で通学できる通信制高校を多数ご紹介しています。
不登校生徒が増大する社会状況も背景に、通信制高校のカリキュラム・プログラムも多様化しています。まずは、どんな学校があるのかをチェックし、気になる学校があれば、まずは資料請求してみることをお勧めします。