プロの音楽家の本格レッスンが受けられる
東京音楽芸術学園高等学校は、楽器演奏、声楽、音楽大学受験など音楽の専門授業が充実しています。
コースは次のように細かく分かれているので、自分が目指す分野の指導が受けられます。
多彩なコース設定
管楽器専攻コース |
フルート、オーボエ、クラリネット、サクソフォーン、ファゴット、トランペット、トロンボーン、ホルン、ユーフォニアム、チューバ |
弦楽器専攻コース |
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス |
打楽器専攻コース |
打楽器全般、マリンバ、ドラムセット、ラテンパーカッション、スティールドラム |
ピアノ専攻コース |
クラシックピアノ、ポピュラーピアノ |
声楽専攻コース |
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作曲専攻コース |
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ポピュラーミュージック専攻コース |
ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムス、キーボード |
音楽大学受験コース |
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一流のプロ講師陣
東京音楽芸術学園高等学校のそれぞれの専攻コースには、一流のプロの音楽家が指導に当たっています。
講師の一例
- フルート講師:音楽大学のフルート専攻を卒業後、海外の音楽学校に留学、卒業。数々の賞を受賞し、プロ演奏家として活躍している。
- ヴァイオリン講師:音楽大学のヴァイオリン専攻を卒業後、多くのバンドとセッションを組み演奏を披露。自身のソロアルバムを発表したり、音楽教室で指導をしたりといった実績を多数持つ。
- ピアノ講師:音楽大学ピアノ科を卒業後、プロ演奏家として活躍。自ら作曲も行い、アルバムを発表。音楽学校での指導経験も多数。
このように各専攻科にそのジャンルで一流の技術と指導力を持つプロが指導を行っています。演奏家として活躍するだけでなく、指導者としての実績が多いことが同校の講師陣の特徴です。
実技レッスンはマンツーマンで実施
生徒によっては小さな頃からピアノやヴァイオリンを習っている人がいて、技術には個人差があります。
同校では各生徒のレベルに合わせてマンツーマンで指導を行っています。
(ポピュラーミュージックコースだけはグループレッスンです)
また、生徒一人ひとりの目標やレベルに合わせてカリキュラムを設定しています。カリキュラムは最初に組んで、それをただこなすというのではなく、各自の上達度を常に確認しながら授業を行っています。そのため、着実に技術が磨かれていきます。
音楽理論から実技まで幅広く指導
音楽系の学校では、技術面でのレッスンには力を入れても、理論は重きを置いていないところがあります。
しかし、東京音楽芸術学園高等学校では、技術面での指導はもちろんのこと、音楽理論やソルフェージュの演習といった音楽の基礎をしっかり指導しています。
さらにコンサート実習や自分の専攻科以外の楽器などを学ぶ「副科実技レッスン」などもあります。これらによって音楽全体を学ぶことができます。
高校卒業資格も取得
このように何かの技術を身につけられる通信制高校では、高校卒業資格は提携している学校とのダブルスクールという形を取っているところが多いのですが、同校は本校だけの受講で高校卒業資格が取得できます。
高校卒業はレポート提出とスクーリング、試験が基本
通信制高校を卒業するには、74単位を修得することが必要です。
東京音楽芸術学園高等学校ではレポートの提出と、本校に月2回スクーリングに出席し、単位認定試験に合格することで単位を修得していきます。
音楽の専攻科の講師が多い同校ですが、各教科でわからない点があればスクーリング時に聞くことができます。
もちろん、勉強の進め方なども気軽に相談できるので、音楽の技術の向上と高校卒業の2つの目標に向かって進められます。
東京音楽芸術学園高校の学校生活
音楽専門の学校らしく新入生歓迎会はコンサートを行います。
また、次のようにさまざまな発表の場を設けています。
- 曜日コンサート(毎週開催)……気軽に出演できるミニコンサート
- 学内発表会(年2回)……学内のスタジオを使ってソロやアンサンブル、合奏などを発表する場
- 定期コンサート(年2回)……学外のホールを使って行う本格的なコンサート
なお、学内発表会と定期コンサートは、事前に学内でオーディションが実施されます。
自分の技術を発表する機会が多いので、自然に磨かれていきます。
また、夏期特別レッスンで自分の未熟な点を磨いたり、冬期信徒ガイダンスで進路についてのアドバイスが受けられます。
年に1度、修学旅行もあります。参加は希望者だけですが、普段は顔を合わせる機会が少ない他の専攻科の生徒と交流できるいい機会です。ぜひ参加してみましょう。
そして3月には卒業演奏会が行われます。3年間の成果を発表して、卒業となります。
指定校推薦の道も
同校ではアメリカ・フィンランディア大学と提携しています。
学校長推薦によりフィンランディア大学が正規学生として受け入れるもので、推薦試験の受験によりTOEFL(大学留学英語能力を測定するテスト)も免除されます。
高校卒業することが条件になっているので、レポート提出やスクーリングをこなしながら高校卒業を目指し、フィンランディア大学への進学を目指すのもいいことですね。
東京音楽芸術学園高等学校
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