三重の通信制高校に関する情報

三重県の通信制高校

三重県にある通信制高校は、下記の通りです。

三重県の通信制高校 一覧

三重県の通信制高校は、四日市市に2校の他、伊勢市・松阪市・志摩市・亀山市に1校ずつと、三重県の北部と東部に多く集中。東部にある三重県立松阪高等学校は、明治43年に創設された歴史ある高校で、全日制と併置されています。

三重県の西部・南部に通信制高校はありません。通学に関しては、三重県西部の方は、県北部または東部の学校へ、県南部にお住まいの方は伊勢市にある英心高等学校か、志摩市にある代々木高等学校まで足を向けることになるでしょう。

三重県の通信制高校の状況

三重県の通信制高校の生徒数

文部科学省が実施する学校基本調査（平成28年度）によると、三重県内の通信制
高校の生徒数は公立で2,250人、私立で2,419人、合計で4,669人の生徒が通信制高校に所属しています。

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うち、平成28年度の入学者数は公立で155人、私立で643人、合計で798人。

全国47都道府県で比較すると生徒数で11番目、入学者数では14番目と、全国の中でも通信制高校の生徒数は多い県と言えます。三重県の通信制高校は四日市市に集まっており、多くの生徒が在籍しています。

三重県の不登校者数と不登校への対策

文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での三重県の中学校の不登校者数は1,532人。

1,000人あたりの不登校生数は29.1人、この数字は全国で15番目にあたります。

全国平均が1,000人あたり28.3人なので、不登校発生の状況としては平均値よりやや上回っており、全国と比較して若干多めの県と言えます。

三重県では、こうした不登校児童生徒を減らすため、また、新たな不登校を生まない施策を講じるため、「三重の地から不登校をなくす取組を！」を作成して、県内の教職員による継続的な取り組みを行っています。

三重の地から不登校をなくす取組を！

1. 不登校の現状
2. 未然防止と早期発見・早期対応で不登校をなくす

不登校はどの子にもおこりうるという認識を持った上で、学校全体で正確な情報収集を行いながら、子どもたちの不登校のサインにいち早く気付き、早期の対応をすべく迅速に家庭と密に連絡を取ると共に、担任・学年主任・関係職員などのチーム体制できめ細やかな支援を行うことが大切だと提唱しています。

三重県の不登校問題 相談窓口

三重県では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。

不登校問題における通信制高校の役割

不登校の生徒数は増加傾向

全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。

不登校の定義と問題点

「平成15年3月　不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。

• 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
• 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」

社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。

不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割

通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。

通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。

三重県の通信制高校、まずは資料請求を！

このページでは三重県で通学できる通信制高校を多数ご紹介しています。

不登校生徒が増大する社会状況も背景に、通信制高校のカリキュラム・プログラムも多様化しています。まずは、どんな学校があるのかをチェックし、気になる学校があれば、まずは資料請求してみることをお勧めします。