通信制高校《総合》ランキング

卒業率の高さがランキング上位のポイント

通信制高校は自分の好きなペースで「高校の卒業資格が取得できる」タイプの学校。週5日通わなければ単位を落としてしまう全日制の高校とは違い、単位の取得方法も卒業の条件も学校ごとに変わってきます。

もっとも一般的な卒業条件

• 期限内のレポート提出
• スクーリング（登校日）
• 単位取得テスト

このタイプの学校が一番多いですね。ここでポイントとなってくるのが「期限内のレポート提出」です。

自己管理が必要になる通信高校

「自分の好きなペースで勉強することができる」ということは裏を返せば、「勉強するペースを自分で管理しなければならない」ということ。通信制の学校に通う生徒は、将来のために自由に時間を使いたい人や仕事と平行しながら勉強している人など、二足のわらじを履いている人も多いことでしょう。しかし、その二足のわらじを両方ともきちんとこなせなければ、どちらかに負荷がかかりすぎてどちらかが疎かになってしまうことは明らか！そのどちらかは人にもよりますが、勉強の方になってしまう人の方がどうやら多いようです。

サポートが充実している通信制高校を選ぶ

習い事をしながら、働きながら、レポートをこなすのは並大抵のことではありません。なかには、通信制高校に通い始めたけれどもレポートがこなせなくて卒業できなかった…なんて人もチラホラ。そんなことにならないためにはどうしたらいいのか？それは、「卒業までをきちんとサポートしてくれる学校を選ぶ」ことが重要なのです。

卒業率の高さはサポート力の高さ

通信制高校はただレポートを送りつけてくるところではありません。（なかにはそのような学校も残念ながらあるようですが…）多くの学校が生徒のことを考え、生徒一人ひとりに合った学習プランを立て、3年できちんと卒業することができるようにサポートしてくれます。

全国にキャンパスがある通学型の学校では、レポートでわからないところは講師がマンツーマンで指導にあたったり、完全オンラインの在宅型の学校では、わからないところはボイスチャットやメールなどで講師とやりとりできたり、レポートをクリアするためのサポート体制が整っている学校が多数存在しているのです。

また、講師のサポートはレポートだけではなく、将来のことや今抱えている不安など、そういったメンタルケアを行っている学校もあります。学校によっては入学前からカウンセリングを行っているところもあるので、「通信制高校に通いたいけど将来的に大丈夫か不安…」という人は、そういった学校に相談に行ってみるのもいいかもしれませんね。

卒業できるかできないかは本人のやる気と学校のサポート力

いくら学校側のサポート体制が整っていても、本人のやる気がなければ卒業することはできません。レポートをクリアするのも、単位テストをクリアするのも、スクーリングにきちんと行くのも通信高校に通う生徒なのですから！

卒業率の高い学校は「本人のやる気を引き出すのが上手い学校」とも言えるかもしれませんね。

高校は卒業するに越したことはない

「いい学校に入ってもいい人生が送れるとは限らない」そう言われ始めて久しい現代ですが、「高校を卒業しているか否か」はまだまだ就職の幅を広げるか狭めるかの基準となっていることは間違いありません。

通信制高校を卒業した人がどんな将来、どんな人生を送るのかは自分次第ですが、高校の卒業資格を持っていなかった故に「入りたかった会社に入れなかった」「行きたかった学校に行けなかった」そういう事態に陥る可能性は十分あります。そうならないためにも、「通信高校で高校の卒業資格を取得する」と決めたからには、「きちんと卒業するためにはどうしたらいいのか」をまずはしっかりと考えましょう。

通信制高校総合ランキングを一つの目安に

その上で、自分に最適な学校を選ぶ必要があると言えます。総合ランキングを見てもらってもわかるように、全国には様々な特色を持った通信制高校が数多くあります。「通信生高校」と一括りにするのではなく、「この学校はどんな学校なのか？」「どんなサポート体制をとっているのか？」「学習システムはどのような形態をとっているのか？」「どんな学習コースがあるのか？」をきちんとリサーチして、自分にマッチするベストな学校を選んでください。

卒業できるか否かは学校選びにかかっている

前述したように、通信制高校にも様々な特色があります。学校選びが卒業できるか否かに直結していると言っても過言ではありません。通信型でなくても3年間は在籍する学校です。システムやサポート体制が自分に合わなければ卒業できない可能性もあります。

学校選びから高校生活は始まっていると考えてもいいかもしれません。気になる学校があったら、積極的に見学に行く、相談に行く、電話で聞いてみる、自分で動いて「通いたい！」と思える学校を見つけましょう。

中学は義務教育。高校は義務ではありません。自分で動き、自分で決める。それは通信制高校でも全日制高校でも同じことです。

無理なく卒業できる通信制高校を選ぶ

自分のことを分析して、この学校のサポート体制なら自分でも卒業することができるかもしれない、この学習スタイルなら無理なく単位を取得できそうな気がする…。学校を決めることは人生の分岐点を決めることと同一です。きっとものすごく悩むことでしょう。しかし、悩んでばかりでは先に進むことはできません。自分のスタイルと学校のスタイルを照らし合わせて、より良い学校を選ぶことができるよう、まずは自分のことをしっかりと分析して、それから自分に合った学校を選ぶこと、そして、卒業という目標に全力で向かえる学校を見付けることをおすすめします。