宮城の通信制高校ランキング

宮城の通信制高校に関する情報

宮城県の通信制高校

宮城県にある通信制高校は、下記の通りです。

宮城県の通信制高校 一覧

校名 住所
仙台育英学園高等学校 〒983-0045 宮城県仙台市宮城野区宮城野2丁目4番1号
宮城県美田園高等学校 〒981-1217 宮城県名取市美田園二丁目1番地の4

宮城県の通信制高校は、仙台市・名取市に1校ずつ、宮城県の東部にあります。美田園高等学校は、仙台第一高等学校の通信制課程が独立し2012年に開校しました。

宮城県の東部以外に通信制高校はないため、通学に関して、宮城県内にお住まいの方は、公立・私立、校風、通学方法などを考慮して、2校のどちらかを選択することになるでしょう。仙台育英学園高等学校は全日制課程を併置しています。

宮城県の通信制高校の状況

宮城県の通信制高校の生徒数

文部科学省が実施する学校基本調査(平成28年度)によると、宮城県内の通信制
高校の生徒数は公立で907人、私立で754人、合計で1,681人の生徒が通信制高校に所属しています。

うち、平成28年度の入学者数は公立で201人、私立で200人、合計で401人。

全国47都道府県で比較すると生徒数で32番目、入学者数では28番目と、通信制高校が2校しかないこともあり、通信制高校の生徒数は少ない県と言えます。

宮城県の不登校者数と不登校への対策

文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での宮城県の中学校の不登校者数は2,272人。

1,000人あたりの不登校生数は35.3人、この数字は全国で1番目にあたります。

全国平均が1,000人あたり28.3人なので、不登校発生の状況としては全国の中で最も多い県と言えます。大きな理由として、東日本大震災により生活環境が大きく変化したため、子ども達に不安など情緒的混乱が生じたと考えられます。

宮城県では、こうした不登校の解消に向けて、大学教授、精神科医、市町村教育委員会や学校の関係者等による調査・議論に基づく「不登校への対応の在り方について」を掲げています。

不登校への対応の在り方について

  1. 宮城県の不登校の現状
  2. 不登校に取り組む3つのステップ
  3. 不登校を生まない取組
  4. 再登校に向けた取組
  5. 不登校についてのQ&A

宮城県における不登校児童生徒の発生数は、東日本大震災の影響もあり平成24年度以降増加傾向が続き、深刻な状況であることを受け、不登校の解消に向けて実効性のある施策を行うべく、子ども同士・教師との絆を深めながら魅力ある学校づくり、基本となる情報の収集、チーム体制での支援など、不登校を生まない取組を行うことが最も大切と提議しています。

宮城県の不登校問題 相談窓口

宮城県では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。

窓口 電話番号 対象、受付時間帯 詳細
不登校相談ダイヤル
【宮城県総合教育センター】
・電話相談 022-784-3567
・定期巡回不登校相談 022-784-3562
・児童生徒、保護者、学校関係者
・電話相談 月~金 9:00~16:30
(受付は16:00まで)
・来所相談 月~金 10:00~16:00
いじめ・不登校・学校教育全般に関する相談
教育相談ダイヤル
【宮城県総合教育センター】
022-784-3568 ・児童生徒、保護者、学校関係者
・月~金 9:00~16:30
(受付は16:00まで)
いじめや不登校など子どもの教育全般に関する相談
子供の相談ダイヤル
【宮城県総合教育センター】
022-784-3569 ・児童生徒、保護者、学校関係者
・月~金 9:00~16:30
(受付は16:00まで)
友人関係やいじめ、不登校、家庭の問題など子供に関する悩み相談
24時間いじめ相談ダイヤル 0570-0-78310
(全国統一ダイヤル)
・月~日 24時間 いじめ、不登校に関する相談

不登校問題における通信制高校の役割

不登校の生徒数は増加傾向

全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。

不登校の定義と問題点

「平成15年3月 不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。

  • 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
  • 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」

社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。

不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割

通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。

通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。

宮城県の通信制高校、まずは資料請求を!

このページでは宮城県で通学できる通信制高校を多数ご紹介しています。

不登校生徒が増大する社会状況も背景に、通信制高校のカリキュラム・プログラムも多様化しています。まずは、どんな学校があるのかをチェックし、気になる学校があれば、まずは資料請求してみることをお勧めします。

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