栃木の通信制高校ランキング

栃木の通信制高校に関する情報

栃木県の通信制高校

栃木県にある通信制高校は、下記の通りです。

栃木県の通信制高校 一覧

校名 住所
栃木県立宇都宮高等学校 〒320-0846 栃木県宇都宮市滝の原三丁目5番70号
栃木県立学悠館高等学校 〒328-8558 栃木県栃木市沼和田町2-2
日々輝学園高等学校 〒329-2332 栃木県塩谷郡塩谷町大宮2475-1

栃木県の通信制高校は、県南部にある宇都宮市・栃木市、県中央部にある塩谷郡に1校ずつと、栃木県の中央部から南部に多くあります。南部にある宇都宮高等学校は、明治12年に創立した栃木県内でも長い歴史のある学校です。

通学に関しては、県北部にお住まいの方は、県内唯一の私立校である日々輝学園高等学校へ足を運ぶことになると思われますが、県東部および西部にお住まいの方は、校風や通学距離などを考慮し、3校のいずれかを選ぶことができるでしょう。宇都宮高等学校には全日制が併置されています。

栃木県の通信制高校の状況

栃木県の通信制高校の生徒数

文部科学省が実施する学校基本調査(平成28年度)によると、栃木県内の通信制
高校の生徒数は公立で989人、私立で1,393人、合計で2,382人の生徒が通信制高校に所属しており、私立校の生徒数方が多くなっています。

うち、平成28年度の入学者数は公立で238人、私立で472人、合計で710人。

全国47都道府県で比較すると生徒数で23番目、入学者数では21番目と、全国の中でも通信制高校の生徒数はやや多い県と言えます。

栃木県の不登校者数と不登校への対策

文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での栃木県の中学校の不登校者数は1,842人。

1,000人あたりの不登校生数は32.8人、この数字は全国で4番目にあたります。

全国平均が1,000人あたり28.3人なので、不登校発生の状況としては平均よりも大幅に上回っており、全国的に見てかなり多い県と言えます。

栃木県では、こうした不登校生徒への対策を県として確実に行うべく、「栃木県いじめ防止基本方針」を策定しています。

栃木県いじめ防止基本方針

  1. いじめの防止等のための対策の基本的な考え方
  2. いじめの防止等のために栃木県が実施する施策
  3. いじめの防止等のために県立学校及び私立学校が実施する施策
  4. 県立学校及び私立学校における重大事態への対処

栃木県における不登校児童生徒の発生数が、全国の中でも多い状況を受け、いじめを未然に防ぎ、早期発見・解決に導いていける学校の指導体制を強化すると共に、学校だけではなく、家族や地域社会、その他の関係機関などの連携の下、チーム体制でいじめ問題を克服することを具体的な対策として示しています。

栃木県の不登校問題 相談窓口

栃木県では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。

窓口 電話番号 対象、受付時間帯 詳細
子どもと保護者の教育相談
【栃木県総合教育センター】
・ 028-665-7210
・028-665-7211
・児童生徒、保護者
・月~金 9:30~17:15
(祝日、年末年始を除く)
不登校、いじめ、障害など、子どもに関する相談
家庭教育ホットライン 028-665-7867 ・保護者
・月~金 8:30~21:30
・土 8:30~17:30
(上記時間外と日曜日・祝日・年末年始等は、留守番電話・FAXで受け付けます)
学習・進路・不登校など学校生活のこと、いじめなど対人関係に関する相談
いじめ相談さわやかテレホン ・028-665-9999
・0120-0-78310
※全国共通ダイヤル(通話料無料)
・児童生徒
・月~日 24時間
勉強や進路、学校、不登校、友達、家族に関する悩み相談
河内教育事務所
【いじめ・不登校等対策チーム】
028-626-3184 月~金 9:00~17:00
(祝日、年末年始を除く)
いじめ、不登校、学習、進路、問題行動、部活動、交友関係など児童生徒に係る諸問題に関する相談

不登校問題における通信制高校の役割

不登校の生徒数は増加傾向

全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。

不登校の定義と問題点

「平成15年3月 不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。

  • 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
  • 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」

社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。

不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割

通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。

通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。

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このページでは栃木県で通学できる通信制高校を多数ご紹介しています。

不登校生徒が増大する社会状況も背景に、通信制高校のカリキュラム・プログラムも多様化しています。まずは、どんな学校があるのかをチェックし、気になる学校があれば、まずは資料請求してみることをお勧めします。

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