秋田の通信制高校に関する情報
秋田県の通信制高校
秋田県にある通信制高校は、下記の通りです。
秋田県の通信制高校 一覧
校名 | 住所 |
---|---|
秋田修英高等学校 | 〒014-0047 秋田県大仙市大曲須和町1丁目1-30 |
秋田県立秋田明徳館高等学校 | 〒010-0001 秋田県秋田市中通二丁目1番51号 |
秋田県の通信制高校は、県中央部の大仙市に私立1校と、県西部の秋田市に公立1校があります。秋田修英高等学校は、私立高校で唯一通信制課程が設置されています。
秋田県の北部・南部・東部には通信制高校がないため、通学に関しては、秋田県東部にお住まいの方は大仙市の学校へ、北部・南部にお住まいの方は、公立・私立および、校風などを考えて2校のどちらかを選択することになるでしょう。
秋田県の通信制高校の状況
秋田県の通信制高校の生徒数
文部科学省が実施する学校基本調査(平成28年度)によると、秋田県内の通信制
高校の生徒数は公立で506人、私立で21人、合計で527人の生徒が通信制高校に所属しています。
うち、平成28年度の入学者数は公立で108人、私立で5人、合計で113人。
全国47都道府県のランキングは生徒数で45番目、入学者数では43番目にあたります。私立の生徒数が特に少ないのが特徴で、秋田県全体を見ても全国と比較して通信制高校の生徒数はかなり少ない県と言えます。
秋田県の不登校者数と不登校への対策
文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での秋田県の中学校の不登校者数は521人。
1,000人あたりの不登校生数は20.4人、この数字は全国で46番目にあたります。
全国平均が1,000人あたり28.3人なので、不登校発生の状況としては平均値から大きく下回っており、不登校者数は全国的に見てかなり少ない県と言えるでしょう。
秋田県では、こうした不登校生徒への支援のための参考資料として、「不登校対応コーディネーターのあり方」を作成し、教職員の指導力向上を図っています。
不登校対応コーディネーターのあり方
- 本市の不登校の現状について
- 不登校対応コーディネーターについて
不登校生徒への支援策として、組織的に対応することが最も肝要とし、保護者への対応、小中学校や関係機関との連携など、基本的な対応の充実に取り組むと共に、未然防止に向けて、コーディネーターの役割を担う教職員の存在のあり方や校内での位置関係が重要と提議しています。
秋田県の不登校問題 相談窓口
秋田県では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。
窓口 | 電話番号 | 対象、受付時間帯 | 詳細 |
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児童相談所 【秋田県中央児童相談所】 |
018-862-7311 | ・月~日 24時間 ・面接 月~金 8:30~17:00 (祝日・年末年始除く) |
いじめ・不登校・非行など18歳未満の子どもに関する相談 |
子ども・家庭110番「でんわ相談よい子に」 【秋田県中央児童相談所】 |
0120-42-4152 | ・児童生徒、保護者 ・月~日 24時間 |
いじめ・不登校・非行など18歳未満の子どもに関する相談 |
すこやか電話 【秋田県総合教育センター】 |
0120-377-804 | 月~金 8:30~16:00 (祝日除く) |
いじめ、不登校など学校教育問題全般の相談 |
すこやか電話 【秋田県教育庁北教育事務所】 |
0120-377-914 | 月~金 8:30~17:00 (祝日除く) |
いじめ、不登校など学校教育問題全般の相談 |
家庭児童相談室 【北福祉事務所】 |
0186-52-3955 | 月~金 8:30~17:00 (祝日除く) |
登校拒否、性格、生活習慣など家族関係等児童の家庭における問題についての相談 |
不登校問題における通信制高校の役割
不登校の生徒数は増加傾向
全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。
不登校の定義と問題点
「平成15年3月 不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。
- 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
- 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」
社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。
不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割
通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。
通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。
秋田県の通信制高校、まずは資料請求を!
このページでは秋田県で通学できる通信制高校を多数ご紹介しています。
不登校生徒が増大する社会状況も背景に、通信制高校のカリキュラム・プログラムも多様化しています。まずは、どんな学校があるのかをチェックし、気になる学校があれば、まずは資料請求してみることをお勧めします。