北海道の通信制高校に関する情報
北海道の通信制高校
北海道にある通信制高校は、下記の通りです。
北海道の通信制高校 一覧
校名 | 住所 |
---|---|
池上学院高等学校 | 〒062-0903 北海道札幌市豊平区豊平3条5丁目1-38 |
クラーク記念国際高等学校 | 〒078-0151 北海道深川市納内町三丁目2番40号 |
北海道芸術高等学校 | 〒048-2411 北海道余市郡仁木町東町5-4 |
札幌自由が丘学園三和高等学校 | 〒098-0112 北海道上川郡和寒町字三和412番地 |
星槎国際高等学校 | 〒075-0007 北海道芦別市北7条西5丁目2-13 |
とわの森三愛高等学校 | 〒069-8533 北海道江別市文京台緑町569 |
双葉中学校・高等学校 | 〒047-0014 北海道小樽市住ノ江1丁目3-17 |
北海道有朋高等学校 | 〒002-0859 北海道札幌市北区屯田9条7丁目 |
北海道の通信制高校は、札幌市の2校の他、深川市・余市郡・上川郡・芦別市・江別市・小樽市に1校ずつと、北海道の中央部から西部にかけて札幌市近郊に多く集中。小樽市にある双葉中学校・高等学校は、2004年に市内初の中高一貫校となり、2005年に通信制課程を新設しました。
北海道の南部・東部に通信制高校はありません。通学に関しては、距離を考えると、東部にお住まいの方は、中央部にあるクラーク記念国際高等学校か星槎国際高等学校へ、南部にお住まいの方は札幌市又はその近郊にある学校の中から選択することになるでしょう。
北海道の通信制高校の状況
北海道の通信制高校の生徒数
文部科学省が実施する学校基本調査(平成28年度)によると、北海道内の通信制
高校の生徒数は公立で3,218人、私立で18,939人、合計で22,157人の生徒が通信制高校に所属しています。
うち、平成28年度の入学者数は公立で404人、私立で5,571人、合計で5,975人。
全国47都道府県で比較すると生徒数、入学者数ともにトップの値です。私立校の生徒数が多いというのが大きな特徴で、全国の中で最も多くの通信制高校の生徒数が所属しています。深川市には日本最大級の通信制高校が在り、多くの生徒が在籍しています。
北海道の不登校者数と不登校への対策
文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での北海道の中学校の不登校者数は3,690人。
1,000人あたりの不登校生数は27.1人、この数字は全国で25番目にあたります。
全国平均が1,000人あたり28.3人なので、不登校発生の状況としては平均値よりやや下回っており、全国と比較してやや少なめという程度です。
北海道では、こうした不登校生徒への適切な支援や対応を図るため、文部科学省の通知に基づいた「不登校児童生徒への支援の在り方について」を作成し、各学校で活用しています。
不登校児童生徒への支援の在り方について
- 「児童生徒理解・教育支援シート」とは?
- 「児童生徒理解・教育支援シート」の種類と、記入のポイントは?
- 「児童生徒理解・教育支援シート」の引継ぎのポイントは?
- 不登校児童生徒に対する効果的な支援を充実させるには?
- 「児童生徒理解・教育支援シート」をどのように活用するか?
- 教育委員会による不登校児童生徒の支援体制づくりをどのように行うか?
不登校児童生徒に対する効果的な支援を充実させるためには、不登校になってからの事後的な取り組みだけに囚われるのではなく、全ての生徒にとって魅力ある学校・学級づくり、1人1人に応じた学習指導、学級担任・養護教諭・スクールカウンセラー等による協同体制を構築するなど、将来の社会的自立に向けた生活習慣づくりを行うことが重要と提言しています。
北海道の不登校問題 相談窓口
北海道では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。
窓口 | 電話番号 | 対象、受付時間帯 | 詳細 |
---|---|---|---|
子ども相談支援センター | 0120-3882-56 【E-mail】doken-sodan@hokkaido-c.ed.jp |
・児童生徒、保護者 ・電話相談 月~金 24時間 ・来所相談 月~金 10:00~16:00 (祝日、年末年始を除く) |
いじめ・不登校に関する悩み相談 |
一般財団法人 不登校支援センター | 【電話】 052-265-9455 【Fax】052-265-9456 |
・9:00〜18:00 (全社休業日除く) |
小学生・中学生・高校生の不登校に関する面談、電話相談 |
子どもホットライン | ・0120-3882-86 ・0120-3882-56 ※留守番電話あり |
・生徒児童 ・月~日10:00~21:00 (年末年始を除く) |
いじめ問題や不登校など子どもの悩みに関する相談 |
札幌市子どもアシストセンター | 011-211-3783 【E-mail】assist@city.sapporo.jp |
月~金 9:00~17:00 (祝祭日及び年末年始を除く) |
思春期の子どもに関する様々な悩み相談 |
石狩市教育委員会教育支援センター | 0133-76-8000 | ・月~木9:00~15:45 ・金曜日 9:00~14:45 |
不登校に関する悩み相談 |
不登校問題における通信制高校の役割
不登校の生徒数は増加傾向
全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。
不登校の定義と問題点
「平成15年3月 不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。
- 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
- 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」
社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。
不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割
通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。
通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。
北海道の通信制高校、まずは資料請求を!
このページでは北海道で通学できる通信制高校を多数ご紹介しています。
不登校生徒が増大する社会状況も背景に、通信制高校のカリキュラム・プログラムも多様化しています。まずは、どんな学校があるのかをチェックし、気になる学校があれば、まずは資料請求してみることをお勧めします。