熊本の通信制高校ランキング

熊本の通信制高校に関する情報

熊本県の通信制高校

熊本県にある通信制高校は、下記の通りです。

熊本県の通信制高校 一覧

校名 住所
くまもと清陵高等学校 〒869-1412 熊本県阿蘇郡南阿蘇村久石1-101
一ツ葉高等学校 〒861-3672 熊本県上益城郡山都町目丸2472
勇志国際高等学校 〒866-0334 熊本県天草市御所浦町牧島1065-3
熊本県立湧心館高等学校 〒862-8603 熊本県熊本市中央区出水四丁目1番2号

熊本県の通信制高校は、県東部にある阿蘇郡・上益城郡に1校ずつと、県西部にある御所浦島・熊本市に1校ずつあり、熊本県の中央寄りの東西に集中。くまもと清陵高等学校は、「南阿蘇村教育特区」制度を活用して、平成17年に開校しました。

熊本県の南北に通信制高校がないため、通学の際、県南北にお住まいの方は、校風や通学距離などを考慮し、熊本県内の4校の中から選び足を運ぶこととなるでしょう。熊本県立湧心館高等学校は、全日制・定時制が併置されています。

熊本県の通信制高校の状況

熊本県の通信制高校の生徒数

文部科学省が実施する学校基本調査(平成28年度)によると、熊本県内の通信制
高校の生徒数は公立で1,358人、私立で1,431人、合計で2,789人の生徒が通信制高校に所属しています。

うち、平成28年度の入学者数は公立で165人、私立で330人、合計で495人。

全国47都道府県で比較すると生徒数で20番目、入学者数では26番目と、比較的、通信制高校の生徒数は多い県と言えます。その背景として、九州にある通信制高校の多くが熊本県に集まっているため、九州にお住まいの多くの方が熊本県の通信制高校に所属しているということが挙げられます。

熊本県の不登校者数と不登校への対策

文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での熊本県の中学校の不登校者数は1,314人。

1,000人あたりの不登校生数は25.7人、この数字は全国で34番目にあたります。

全国平均が1,000人あたり28.3人なので、不登校発生の状況としては全国的の中でやや少ない県と言えます。

熊本県では、こうした不登校生徒への防止対策を、より効果的に実践するために「熊本県いじめ防止基本方針」を策定しました。

熊本県いじめ防止基本方針

  1. いじめの防止等のための対策の基本的な方向に関する事項
  2. いじめの防止等のための対策の内容に関する事項
  3. その他いじめの防止等のための対策に関する重要事項

「いじめ」というものが、いじめられた児童生徒の心身に一生涯深刻な影響を及ぼす許されない行為ということを、児童生徒・教職員・保護者・地域住民が深く理解することが重要と示しています。また、学校・家庭・地域・その他の関係機関の連携を図るため、「熊本県いじめ問題対策連絡協議会」を設置して、いじめの防止のための対策を総合的かつ効果的に推進していくことを提言しています。

熊本県の不登校問題 相談窓口

熊本県では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。

窓口 電話番号 対象、受付時間帯 詳細
熊本県24時間子どもSOSダイヤル 0120-0-78310 ・児童生徒
・月~日 24時間
いじめ・不登校に関する相談
熊本県教育庁教育指導局
【義務教育課内相談電話】
【電話】096-381-8000
【Fax】096-385-6718
・児童生徒、保護者
・月~金 8:30~17:15
子どものいじめや不登校、問題行動などの相談
熊本県教育庁教育指導局
【高校教育課】
【電話】096-333-2685
【Fax】096-384-1563
・児童生徒、保護者
・月~金 8:30~17:15
子どものいじめや不登校、問題行動などの相談
熊本県教育庁教育指導局
【特別支援教育課】
【電話】096-333-2683
【Fax】096-384-1563
・児童生徒、保護者
・月~金 8:30~17:15
子どものいじめや不登校、問題行動などの相談
熊本県立教育センター教育相談室 ・0968-44-6655 ・児童生徒、保護者、教職員
・月~金 9:00~17:00
(祝日、年末年始を除く)
子どものいじめや不登校など、子どもの教育、教育全般の相談
すこやかダイヤル ・0968-44-7445
【E-mail】soudan@higo.ed.jp
・児童生徒、保護者、教職員
・月~金 9:00~17:00
(祝日、年末年始を除く)
子どものいじめや不登校など、子どもの教育、教育全般の相談

不登校問題における通信制高校の役割

不登校の生徒数は増加傾向

全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。

不登校の定義と問題点

「平成15年3月 不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。

  • 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
  • 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」

社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。

不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割

通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。

通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。

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このページでは熊本県で通学できる通信制高校を多数ご紹介しています。

不登校生徒が増大する社会状況も背景に、通信制高校のカリキュラム・プログラムも多様化しています。まずは、どんな学校があるのかをチェックし、気になる学校があれば、まずは資料請求してみることをお勧めします。

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