代々木アニメーション学院の学費(費用)
1978年の開校以来、アニメ業界やエンタメ業界とともに歩んでいる代々木アニメーション学院(高等部)は、ルネサンス高等学校や八洲学園大学国際高等学校と提携しているので、高校卒業資格が取得できる専門学校です。
日本では、年間200以上のアニメ作品が制作されていますが、そのほとんどの作品に代アニの卒業生が関わっているという実績を持っているので、業界就職への一番の近道とも言われています。
高卒資格も業界デビュー・就職も叶う代々木アニメーション学院ですが、それだけに学費が気になるという方も多いかもしれません。
学費はキャンパスやコースによって変わるため、正確な費用は資料を取り寄せる必要がありますが、ここでは東京校の学費・費用と提携高校でかかる費用を紹介するので目安にしてみてください。
エンタメ学部・エンタメスタッフ学部の学費
費用項目 |
費用 |
入学金 |
200,000円 |
学費(年間授業料) |
693,000円 |
教育充実費 |
220,000円 |
施設設備費 |
385,000円 |
教材費 |
55,000円 |
合計 |
1,553,000円 |
エンタメ・エンタメスタッフ学部でかかる費用は合計1,553,000円となります。
数字を見ると高額に感じるかもしれませんが、希望する職種のスキルが身につく専門学校はどの学校もこれぐらいの費用はかかるので特に高いわけではありません。
ただし、高等部の場合は提携高校の学費の支払いもあるため、家計的に負担が大きいご家庭もあるでしょう。
そこで代々木アニメーション学院では学費負担が大きい家庭に対し、学費免除(※)もしくは週1コースの受講が無料になるAO入学奨学制度や母子・父子家庭進学支援制度、兄弟姉妹学費免除制度などさまざまな学費サポートを行なっています。
また、提携高校の学費に関しては、就学支援金制度や各自治体が行なっている奨学金制度を利用できるので、こういったサポートを利用することで負担を軽くすることは可能です。
学費サポートに関しても、資料に詳しく記載されていますから、制度を利用したい方は取り寄せてみてください。
(※)免除額は出願時期によって異なります
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エンタメ学部・エンタメスタッフ学部の内容
エンタメ学部・エンタメスタッフ学部は、名前の通りエンターテイメント業界で働くプロを目指す学部です。
声優タレント科やアニソンアーティスト科、2.5次元俳優科など表舞台に立つ学科だけでなく、PA・照明科や芸能マネジメント科、イベント企画科など裏方で重要な働きをするスタッフのプロを目指せるコースもあります。
どの科目でも一流の講師によるレッスンや講義を受けられるのが特徴で、「たとえば声優タレント科であれば、「ワンピース」のフランキーの声優を務める矢尾一樹さんや「ポケットモンスター」のさとし役を務める松本梨香さんなどトップクラスの声優からプロになるノウハウを学ぶことができます。
アニメ学部・クリエイター学部・ゲーム学部の学費
費用項目 |
費用 |
入学金 |
200,000円 |
学費(年間授業料) |
693,000円 |
教育充実費 |
220,000円 |
施設設備費 |
429,000円 |
教材費 |
55,000円 |
合計 |
1,597,000円 |
アニメ業界や映像クリエイターを目指す人のための学部は、専用の機材や特殊な機械を使った授業が多いので、施設設備費が高額になるため学費の合計も1,597,000円になってしまいます。
しかし、こちらの学部もエンタメ学部などと同じく学費サポートを受けられるので、学費を抑えたい方はパンフレットで詳しい内容をチェックしておきましょう。
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アニメ学部・クリエイター学部・ゲーム学部の内容
アニメ学部は、アニメーター科やアニメ背景美術科などアニメ制作に関わる職種のカテゴリ別で受講できます。
クリエイター学部ではイラスト科や衣装デザイン科、フィギュア科など、ゲーム学部ではゲーム総合科やゲームプログラミング科など各分野のプロになるためのカリキュラムが用意されています。
これらの学部では、オリジナルの教材を使った授業だけでなく、ポートフォリオ(自分の作品集)制作なども行い、就職活動にすぐに役立つ実践的な授業設けられます。
基本的には担任制ですが、不定期でプロの現役講師が指導をしてくれるので、現場レベルの知識やスキルを身につけることができます。
提携高校の学費について
代々木アニメーション学院は専門学校なので、高校卒業の資格が取得できる高等部に入学する場合は、提携高校にも同時に入学しなくてはいけません。
そのため、代々木アニメーション学院の学費に加え、提携高校であるルネサンス高等学校もしくは八洲学園大学国際高等学校の学費も必要になりますが、こちらの学費に関しては就学金支援制度や各自治体の奨学金制度を利用できます。
就学支援金の額は保護者の課税所得によって異なり、最低でも4,812円、最高12,030円まで支給が受けられるので提携高校の学費(授業料)は半額もしくは全額免除になります。
これらの制度は申告が必要になるため、事前に問い合わせをして入学時までに手続きを終わらせておきましょう。
参考:文部科学省 高等学校等就学支援金制度:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1342674.htm
参考:高校生等奨学給付金のお問合せ先一覧:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/detail/1353842.htm
ルネサンス高等学校の学費
費用項目 |
費用 |
入学金 |
50,000円 |
学費(年間授業料) |
250,000円(1単位10,000円×25単位) |
教育関連諸費 |
60,000円 |
施設設備費 |
20,000円 |
スクーリング費 |
65,000円 |
合計 |
445,000円 |
ルネサンス高等学校に入学した場合にかかる学費はトータルで445,000円となります。
ただし、就学支援金制度を利用すれば学費が無料もしくは5,188円となるので、無料の場合は195,000円、最低支給額でも266,200円まで負担を軽減できます。
八洲学園大学国際高等学校の学費
費用項目 |
費用 |
入学金 |
20,000円 |
学費(1年次21単位) |
168,000円(1単位8,000円) |
施設利用料 |
20,000円 |
諸経費 |
10,000円 |
合計 |
218,000円 |
八洲学園大学国際高等学校は学費以外にかかる費用が安いので、トータルは218,000円となります。
さらに就学支援金制度を利用すれば、学費全額免除の場合は50,000円、4,812円支給でも158,948円となるので、経済的に学費の支払いが厳しいのであればこちらの学校を選ぶことをおすすめします。
代々木アニメーション学院の特徴・メリット
代々木アニメーション学院は、東証2部上場企業のキョウデングループに所属する専門教育機関です。トップレベルの教育環境が完備されているのは、この盤石な経営基盤があるからで、だからこそどの専門分野においても即戦力となって社会に出て行くことができます。
学費は安くないので悩んでしまう方もいるかもしれませんが、夢を叶えるためのベース作りができる代々木アニメーション学院の特徴やメリットを知って、費用対効果を考えてみましょう。
現役のプロが講師をしてくれる
声優コースやタレントコース、アニメ・イラストコースなどがある高校はたくさんありますが、講師は「元○○」だったり、代表作がなかったりする人が多いのが実情です。
もちろん、講師としての実力はあるかもしれませんが、エンタメやアニメなどの業界は「旬」が重要視されるので、リアルタイムな知識や技術を身につけることが大切です。
代々木アニメーション学院の専門学科では、その分野の現役プロが講師を行なっているのが特徴で、「これから必要な知識と技術」が身につけられるというメリットがあります。
プロの指導は、受けたいからと言って受けられるものではありません。
それだけ貴重な授業を受けられるのは、代々木アニメーション学院ならではの特徴といえます。
高等部なら高校卒業資格が取得できる
代々木アニメーション学院は声優やアニメの専門学校として有名ですが、教育機関ではないため、普通の学科を卒業しても高校の卒業資格は得られません。
しかし、高等部に入学すれば高校資格を取得できるのが特徴です。
代々木アニメーション学院は通信制高校と提携していますから、週1日から2日の授業を受けたりリポート学習をしたり、スクーリングへ参加するなど卒業条件を満たすだけで資格が取得出来るのです。
目指す業界によっては学歴不要という考えもあるかもしれませんが、事務所に所属するにしても就職をするにしても、やはり最終学歴はチェックされるため、プロになっても高卒資格を取る人は少なくありません。
代々木アニメーション学院であれば、自分の夢を実現する授業を受けながら高卒資格も取れるというメリットがあるのです。
デビューや就職まで徹底サポートしてくれる
たとえ、声優やアニメーションのスキルを身につけられても、実際にデビューしたり業界に就職したりするのは簡単なことではありません。
特に芸能関係は、専門学校を卒業したからといってプロになれるものではなく、オーディションを受け続けなければ、まったく仕事がないこともあります。
代々木アニメーション学院は多くの企業と連携しているので、学内ドラフトオーディションを開催したり、業界関連企業と交渉を行なったりして卒業生が夢を叶えられるようにバックアップしてくれるのが特徴です。
また、卒業後であっても現役のプロ講師の進路サポートが受けられるので、いつでも相談できるというのも代アニならではのメリットです。
代々木アニメーション学院の偏差値
前述しましたが、代々木アニメーション学院は教育機関ではないので、入学難易度を測る偏差値はありません。
基本的に、出願書類を揃えて不備がなければ入学できます。
ただし、いつでも出願できるわけではなく期間が決められているので、タイミングを逃さないように、出願期間などが詳しく記載されている資料を取り寄せておくことをおすすめします。
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代々木アニメーション学院の進路実績
代々木アニメーション学院は、高校の卒業資格取得と同時にアニメや声優、マンガ、イラストのプロを目指せる学校ですが、実際にどういった仕事に就くことができるのか分からないという方も多いかもしれません。
たとえば、アニメという分野だけでも仕事内容は多岐に渡ります。
ここでは、卒業生がどういった仕事に就いているのか、特に人気が高い学科の具体的な進路実績を紹介するので進路決定の参考にしてみてください。
代々木アニメーション学院の進路実績
学科名 |
進路実績 |
声優タレント学科 |
声優(アニメ・外画・ゲームなど)
俳優
タレント
ナレーター |
アニソン・アーティスト科 |
声優
アニソン歌手
声優アイドル
ネット発アーティスト
ボカロP
作詞作曲家
番組パーソナリティ |
2.5次元俳優科 |
2.5次元俳優
ミュージカル俳優
アクション俳優 |
YouTuber科 |
YouTuber
V-Tuber
映像クリエイター
映像プロデューサー
構成作家 |
アニメーター科 |
動画マン
原画マン
アニメーター
アニメ監督
作画監督
アニメキャラクターデザイナー
アニメ作家 |
アニメ背景科 |
アニメ美術監督
美術設定
背景スタッフ
2Dゲームグラフィッカー
フリーグラフィッカー |
アニメ監督科 |
アニメ監督
アニメ演出家
アニメ編集スタッフ
アニメ脚本家
アニメーションプロデューサー
アニメ制作進行(2D・3D)
アニメ撮影スタッフ
アニメ仕上げスタッフ |
ゲームプログラミング科 |
ゲームプログラマー
ゲームサーバプログラマー
Unrealエンジニア
HTMLSエンジニア
Unityエンジニア |
e-スポーツ科 |
eスポーツキャスター
ゲームキャスター
ストリーマー
アナリスト
実況・配信者
イベントスタッフ |
イラスト科 |
イラストレーター
キャラクターデザイナー
ゲームグラフィッカー
CGデザイナー
アートディレクター |
マンガ科 |
マンガ家
Webマンガ家
マンガ家アシスタント
原作者
マンガ広告クリエイター |
アニメ音響科 |
アニメ音楽監督
アニメ音響制作
アニメ音響効果
レコーディングエンジニア
音響編集エンジニア
MAミキサー |
フィギュア科 |
原型師
フィニッシャー
型取り師
プランナー
プロモデラー |
代々木アニメーション学院の入試内容
代々木アニメーション学院の入試方法は、一般入試とAO入試の2種類があります。
どちらも学力テストはありませんが、AO入試は対象者が限られていますし、一般入試であってもただ願書を提出すればいいというわけではありません。
ここでは、それぞれの入試内容を紹介するので、入学を検討している方はチェックしておきましょう。
一般入試の内容
一般入試では、書類選考と面接で合否を決定します。といっても、書類選考は記入項目に不備や虚偽がないかの確認だけなので、項目ごとに正しく記入していけば問題ありません。
面接では、志望理由や将来の目標、目指す職業、アピールポイントなどを質問されます。
基本的に、質問の答えに正解はありませんから、素直に答えていれば大丈夫です。
ただし、代々木アニメーション学院は専門学校ですから、目標が曖昧だったり職業が決まっていなかったりすると、入学後の学科が決められないので、目標設定だけはきちんと考えておくことが大切です。
AO入試の内容
AO入試というのは、アドミッション・ポリシーに適合している人を対象に行なわれる入試方法です。
代々木アニメーション学院では2つのアドミッション・ポリシーを設定しています。
- 代々木アニメーション学院を第一志望にしていて、新年度の4月生として入学が可能である
- メディア芸術への学習意欲がある
これらのポリシーを満たしている人だけがAO入試を受けられます。
合否の決定は一般入試と同じく書類選考と面接になるので、特に難しいことはありません。
AO入試の場合は、アドミッション・ポリシーを満たしていることが重要なので、特にメディア芸術に関しての知識は事前に学んでおいた方がよいでしょう。
代々木アニメーション学院の有名人・芸能人
代々木アニメーション学院を卒業すると、アニメーターやアニメ背景美術、アニメ監督などさまざまな仕事で活躍できますが、声優を目指す方も多いでしょう。
代々木アニメーション学院卒業の声優は数えたらキリがありませんが、その中でも活躍しているのが、「かぐや様は告らせたい」で主人公の四宮かぐやを演じた古賀葵さんや「ブランダラ」の主人公リヒトー=バッハを演じた中島ヨシキさんです。
また、最近人気が高まっているアニソンアーティスト科からは、「アイドルマスター シャイニーカラーズ」でキャラクターソングを発表した成海瑠奈さん、「パラホス」九鬼宗次郎役でキャラクターソングを発表した清家光亮さんを排出しています。
卒業生が好きな分野で活躍ができるのは、日本一のデビュー実績を誇る代々木アニメーション学院のサポート体制が優れている証と言えるでしょう。
代々木アニメーション学院高等部の口コミ
みんなの声
サポートのお陰で事務所に入れました!
声優を目指してこの学校に入り、本格的なレッスンや実践授業で毎日充実していました。
ただ、卒業後は事務所に所属してオーディションを受けて、声優になるつもりだったんですが、なかなか決まらず焦ったり落ち込んだり、もう諦めようかと思うこともありました。
そんな時でも、進路相談の先生はとても落ち着いていて、「絶対大丈夫だから」といろいろな事務所を当たってくれたので、私も前向きに頑張ることが出来たんです。
先生のサポートのお陰で何とか事務所に入ることが決定し、今はオーディション漬けの毎日ですが、一言しかない役でもやらせてもらえることがあるので、主役を目指してこれからも頑張っていくつもりです。
ともちゃん さん
本格的なカリキュラムで毎日が充実しています!
2.5次元俳優になりたくて、マーベラスがバックアップしている代々木アニメーション学院に入学しました。ここのカリキュラムは、2.5次元業界を牽引しているネルケプランニングが監修しているので、ものすごく本格的です。
体感トレーニングやダンスなどの基礎から、感情解放や台本実習など実践的なレッスンまで受けられるので、気分はすでに2.5次元俳優です。
今は、身近な目標として、成果発表会で主役になれるよう毎日レッスンと復習漬けになっています。一つのことに打ち込めるので、本当に充実した毎日を送れているのが嬉しいです。
Kenchi さん
夢が現実になりました!
いくつかの専門学校に体験入学に行きましたが、設備も講師も代アニはワンランク上だと思い入学を決意。親からは、学費が高いと反対されたのですが、社会人になったら返すと約束して代アニに入りました。
とにかく、プロになるという信念でレッスンを頑張り、オーディションもたくさん受けました。もちろん、すんなり合格とはなりませんでしたが、落ちる度に先生が改善点などのアドバイスをしてくれたので、在学中にアニメの声優をすることができました。まだまだ駆け出しですが、夢が現実になり、本当にこの学校に入って良かったと思います。
信子 さん
仲間が良い刺激になります
入学当初は、クラスの人はライバルというイメージでしたが、一緒にレッスンを受けていくうちにどんどん打ち解けていきました。発表会の前などは少しピリッとすることもありますが、それもいい刺激になります。
先生から注意を受けて落ち込んでしまっても、みんなが頑張っている姿を見ると、「落ち込んでいる場合じゃない」と思えるので有り難い存在です。いつかはライバルになるかもしれませんが、代アニは本気でプロを目指している人の集まりなので、自分をより成長させてくれる学校だと思います。
まさる さん
在学中からオーディションが受けられる!
専門的な知識やスキルを身につけるのは大事だと分かっていますが、私はとにかく実践してみたいタイプなので、代アニのように在学中でもオーディションが受けられるのはすごく有り難かったです。
結果、オーディションには落ち続けていますが、「受けられる」ということがモチベーションになるので、より勉強にも身が入ります。
ちなみに、代アニにはレッスン見学に来る事務所もあり、先輩の中にはレッスン見学で注目されて、事務所預かりになったという人もいます。オーディションでもレッスン中でもチャンスがあるというのは、業界との太いパイプがある代アニならではのメリットだと思います。
カナ さん
講師のレベルが高い!
アニメーターになりたくて代々木アニメーション学院に入りました。最初は基礎的な学習が多く退屈だったのですが、基礎が終わってからは実践的な授業や講義が増えて楽しくなりました。
特に、ジブリアニメの制作に関わっていた先生の授業は、裏話や制作の大変さなど現場を知っている人からしか聞けないお話が聞けて、仕事のイメージが掴みやすく勉強になりました。こんなすごい人が講師に来るなんて、さすが代アニだなと思います。
学費は高いけど、それだけの価値がある学校です。
ロック さん