埼玉の通信制高校ランキング

埼玉の通信制高校に関する情報

埼玉県の通信制高校

埼玉県にある通信制高校は、下記の通りです。

埼玉県の通信制高校 一覧

校名 住所
大川学園高等学校 〒357-0038 埼玉県飯能市仲町16-8
埼玉県立大宮中央高等学校 〒331-0825 埼玉県さいたま市北区櫛引町2-499-1
霞ヶ関高等学校 〒350-1101 埼玉県川越市的場2797番地24号
国際学院中学校・高等学校 〒362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室10474
志学会高等学校 〒345-0015 埼玉県北葛飾郡杉戸町並塚1643
清和学園高等学校 〒350-0417 埼玉県入間郡越生町上野東1-3-2
創学舎高等学校 〒366-0006 埼玉県深谷市血洗島244-4
松栄学園高等学校 〒344-0038 埼玉県春日部市大沼二丁目40番
武蔵野星城高等学校校 〒343-0851 埼玉県越谷市七左町3丁目89-2

埼玉県の通信制高校は、県北部にある深谷市に1校、県南東部にある飯能市・さいたま市・川越市・北足立郡・北葛飾郡・入間郡・春日部市・越谷市に1校ずつと、埼玉県の南東部に多く集中。大宮中央高等学校は県内で唯一の公立の通信制課程及び定時制課程の独立校です。

埼玉県西部に通信制高校はありません。通学に関して、県西部にお住まいの方は、北部にある創学舎高等学校か、県南部にある大川学園高等学校・清和学園高等学のいずれかを選ぶことになるでしょう。

埼玉県の通信制高校の状況

埼玉県の通信制高校の生徒数

文部科学省が実施する学校基本調査(平成28年度)によると、埼玉県内の通信制
高校の生徒数は公立で3,351人、私立で2,025人、合計で5,376人の生徒が通信制高校に所属しています。

うち、平成28年度の入学者数は公立で242人、私立で517人、合計で759人。

全国47都道府県で比較すると生徒数で10番目、入学者数では20番目と、全国の中でも通信制高校の生徒数はやや多い県と言えます。埼玉県は、東京都心に近いということもあり、通学の利便性が高く、千葉県や群馬県などの他県から入学してくる生徒が多いという特徴があります。

埼玉県の不登校者数と不登校への対策

文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での埼玉県の中学校の不登校者数は4,535人。

1,000人あたりの不登校生数は23.2人、この数字は全国で42番目にあたります。

全国平均が1,000人あたり28.3人なので、不登校発生の状況としては全国的には少ないと言えるでしょう。

埼玉県では、こうした不登校・いじめなどの生活指導の問題に適切な対応をするため、「総合的な不登校対策」を策定しています。

総合的な不登校対策

  1. 安心して通うことができる学校づくり
  2. 一人一人の状況に応じた支援

いじめ・不登校等の未然防止、早期発見・早期対応に向けて、教育相談体制の整備・充実を図るため、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、精神科医を配置すると共に、生徒児童の正確な実態把握と個に応じた的確な支援をすることを具体的な取り組みとして提唱しています。

埼玉県の不登校問題 相談窓口

埼玉県では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。

窓口 電話番号 対象、受付時間帯 詳細
よい子の電話教育相談
【埼玉県立総合教育センター】
・子ども用 0120-86-3192
#7300
・保護者用 048-556-0874
【Fax】0120-81-3192
【E-mail】soudan@spec.ed.jp
・児童生徒、保護者
・月~日 24時間
いじめ、不登校、学校生活、性格等に関する電話、FAX、メール相談
面接相談
【埼玉県立総合教育センター】
048-556-4180 ・児童生徒、保護者、教職員
・月~金 9:00~17:00
(祝日、年末年始を除く)
いじめ、不登校、性格、行動、学習の遅れ、発達、障害等に関する面接相談
学校関係の電話相談 048-830-6737 ・児童生徒、保護者
・月~金 9:00~16:00
(祝日、年末年始を除く)
市町村立小・中・特別支援学校及び県立学校内の悩み事に関する相談(さいたま市立の学校を除く)
子どもスマイルネット 048-822-7007 ・児童生徒、保護者
月~日 10:30~18:00
(祝日、年末年始を除く)
いじめ、不登校、暴力、体罰など、子供(原則18歳未満)に関わる様々な悩み相談
さいたまチャイルドライン 【電話】048-486-7171
【Fax】048-486-7171
【E-mail】scl@jcom.home.ne.jp
・18歳までの子ども
・月~金 16:00~21:00
(年末年始を除く)
18歳以下の子どもの様々な悩み相談

不登校問題における通信制高校の役割

不登校の生徒数は増加傾向

全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。

不登校の定義と問題点

「平成15年3月 不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。

  • 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
  • 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」

社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。

不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割

通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。

通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。

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