徳島の通信制高校に関する情報
徳島県の通信制高校
徳島県にある通信制高校は、下記の通りです。
徳島県の通信制高校 一覧
校名 | 住所 |
---|---|
徳島県立徳島中央高等学校 | 〒770-0006 徳島県徳島市北矢三町一丁目3番8号 |
徳島県の通信制高校は、徳島市の北東部に公立1校があります。通信制・定時制課程のみの設置となっています。
徳島県には1校しか通信制高校がないため、県内にお住まいの方は徳島中央高等学校に通学することになるでしょう。通信制課程には普通科と衛生看護科が設置されています。
徳島県の通信制高校の状況
徳島県の通信制高校の生徒数
文部科学省が実施する学校基本調査(平成28年度)によると、徳島県内の通信制
高校の生徒数は公立で345人、私立で0人、合計で345人の生徒が通信制高校に所属しています。
うち、平成28年度の入学者数は公立で45人、私立で0人、合計で45人。
全国47都道府県で比較すると生徒数で46番目、入学者数では46番目と、通信制高校の生徒数はかなり少ない県と言えます。
徳島県の不登校者数と不登校への対策
文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での徳島県の中学校の不登校者数は437人。
1,000人あたりの不登校生数は21.4人、この数字は全国で45番目にあたります。
全国平均が1,000人あたり28.3人なので、不登校発生の状況としては全国的に見てかなり少ない県と言えます。
徳島県では、こうした不登校生徒へのサポート体制づくりとして、「いじめ・不登校等の対策」を掲げています。
いじめ・不登校等の対策
- 児童生徒の心のサポート体制づくり推進事業
- スクールカウンセラー活用事業
- 学校問題解決支援チーム派遣事業
いじめや不登校など、子供の問題行動の未然防止や早期発見に向けた取り組みを行うことが重要と考え、各学校へスクールカウンセラーやライフサポーターを派遣して不登校対策に取り組むと共に、教職員が実態を把握して的確な対応を取ることができるように、指導力を高めるための指導助言を行っています。
徳島県の不登校問題 相談窓口
徳島県では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。
窓口 | 電話番号 | 対象、受付時間帯 | 詳細 |
---|---|---|---|
徳島県立総合教育センター特別支援 【相談課】 |
088-672-5200 【E-mail】tokubetsushien@mt.tokushima-ec.ed.jp |
・児童生徒、保護者、教職員 ・月~金曜日 9:00~17:00 (祝日を除く) |
いじめや不登校に関する悩み相談 |
相談ホットライン 【青少年育成補導センター】 |
088-622-7500 | 月~金曜 9:00~18:00 / 土曜 9:00~12:00 (年末年始を除く) |
学校、勉強、友達、家族、いじめに関する悩み相談 |
教育相談 【教育研究所】 |
088-621-5479 | 月~金曜日 8:30~17:00 | 障害のある子どもの就学、不登校の子どもの生活などに関する悩み相談 |
青少年こころの電話相談 【とくぎんトモニプラザ】 |
088-625-6165 【E-mail】seinen@mail.pref.tokushima.jp |
・児童生徒、保護者、関係者 ・月、火、木、金、土曜日 13:00~17:00 (年末年始、第2・4水曜日を除く) |
いじめ、不登校、進路、勉強、家族、学校、対人関係に関する悩み相談 |
子ども何でもダイヤル 【徳島県中央こども女性相談センター】 |
088-635-0303 | ・児童生徒、保護者 ・電話相談、面接 平日9:00~21:00/土日祝日 9:00~16:00 (年末年始除く) |
いじめ、不登校、虐待、知的発達の遅れなどの悩み相談 |
不登校問題における通信制高校の役割
不登校の生徒数は増加傾向
全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。
不登校の定義と問題点
「平成15年3月 不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。
- 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
- 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」
社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。
不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割
通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。
通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。
徳島県の通信制高校、まずは資料請求を!
このページでは徳島県で通学できる通信制高校を多数ご紹介しています。
不登校生徒が増大する社会状況も背景に、通信制高校のカリキュラム・プログラムも多様化しています。まずは、どんな学校があるのかをチェックし、気になる学校があれば、まずは資料請求してみることをお勧めします。