和歌山の通信制高校ランキング

和歌山の通信制高校に関する情報

和歌山県の通信制高校

和歌山県にある通信制高校は、下記の通りです。

和歌山県の通信制高校 一覧

校名 住所
慶風高等学校 〒640-1363 和歌山県海草郡紀美野町田64番地
和歌山県立南紀高等学校 〒646-0024 和歌山県田辺市学園1番88号
和歌山県立陵雲高等学校 〒640-8137 和歌山県和歌山市吹上5-6-8
和歌山県立伊都中央高等学校 〒649-7203 和歌山県橋本市高野口町名古曽558
和歌山南陵高等学校 〒649-1443 和歌山県日高郡日高川町和佐2223番地の5
きのくに青雲高等学校 〒640-8137 和歌山県和歌山市吹上5-6-8
高野山高等学校 〒648-0288 和歌山県伊都郡高野町高野山212

和歌山県の通信制高校は、和歌山市の2校の他、海草郡・橋本市・伊都郡など、和歌山県の北部に多く集中。南部にある和歌山県立南紀高等学校は、2011年、通信制課程開設に伴い、和歌山県立新宮高等学校内に新宮学級を設置しました。

和歌山県の東部には通信制高校がないため、通学の際、県東部にお住まいの方は伊都郡や海草郡、橋本市の学校へ、県西部にお住まいの方は、和歌山市や田辺市の学校に通うことになるでしょう。

和歌山県の通信制高校の状況

和歌山県の通信制高校の生徒数

文部科学省が実施する学校基本調査(平成28年度)によると、和歌山県内の通信制
高校の生徒数は公立で1,642人、私立で168人、合計で1,810人の生徒が通信制高校に所属しています。公立校の生徒数が私立校よりも大幅に上回っているという特徴があります。

うち、平成28年度の入学者数は公立で224人、私立で45人、合計で289人。

全国47都道府県で比較してみると生徒数で29番目、入学者数では33番目と、比較的、通信制高校の生徒数は少ない県と言えます。

和歌山県の不登校者数と不登校への対策

文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での和歌山県の中学校の不登校者数は788人。

1,000人あたりの不登校生数は28.5人、この数字は全国で19番目にあたります。

全国平均が1,000人あたり28.3人なので、全国の平均値よりもわずかに上回っている程度で、不登校発生の状況としては全国平均とほぼ同じと言えます。

和歌山県では、こうした不登校生徒への理解・対応のための資料として、「不登校問題対応の手引き」を作成し、和歌山県の教職員に配布しています。

不登校問題対応の手引き

  1. 欠席しがちな子供への対応
  2. 連続して3日間欠席した子供への対応
  3. 累計5日以上欠席した子供への対応
  4. 見立て(アセスメント)の方法とは~欠席の要因を明確にする~
  5. チームによる組織的な支援が鍵~校内ケース会議のもち方~
  6. 具体的な対応例
  7. 学校外の施設と連携

子ども1人1人が自信を持って将来を生きる抜く力を身に付けるため、スクールカウンセラーやスクールソーシャルウォーカーなどとの連携を密にして、不登校対策に取り組むと共に、全ての教職員が不登校の未然防止に向けた集団作りの充実を図ることが重要と提議しています。

和歌山県の不登校問題 相談窓口

和歌山県では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。

窓口 電話番号 対象、受付時間帯 詳細
教育相談電話
【和歌山県教育センター学びの丘】
・0739-23-1988
(田辺市)
・073-422-7000
(和歌山市)
月~金 9:00~12:00/13:00~17:00
(祝日、年末年始を除く)
子供の発達、いじめ、不登校など教育に関する相談
いじめ相談電話
【和歌山県教育センター学びの丘】
073-422-9961 ・月~金 9:00~18:00
(夜間、土日祝日、年末年始は案内メッセージ)
いじめ、不登校などに関する相談
ヤングテレホン、いじめ110番
【和歌山県警察本部少年課少年サポートセンター】
・073-425-7867
・【E-mail】e8205001@pref.wakayama.lg.jp
月~金 9:00~17:45
※夜間及び土日祝は当直で対応
非行・家出・いじめなど、少年問題についての相談
子どもと家庭のテレフォン110番 073-447-1152 ・幼児、児童生徒、保護者
・月~日 24時間
子どもや家庭に関わるさまざまな悩み相談

不登校問題における通信制高校の役割

不登校の生徒数は増加傾向

全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。

不登校の定義と問題点

「平成15年3月 不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。

  • 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
  • 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」

社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。

不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割

通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。

通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。

和歌山県の通信制高校、まずは資料請求を!

このページでは和歌山県で通学できる通信制高校を多数ご紹介しています。

不登校生徒が増大する社会状況も背景に、通信制高校のカリキュラム・プログラムも多様化しています。まずは、どんな学校があるのかをチェックし、気になる学校があれば、まずは資料請求してみることをお勧めします。

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