福岡の通信制高校に関する情報
福岡県の通信制高校
福岡県にある通信制高校は、下記の通りです。
福岡県の通信制高校 一覧
校名 | 住所 |
---|---|
近畿大学附属福岡高等学校 | 〒820-8510 福岡県飯塚市柏の森11-6 |
第一薬科大学付属高等学校 | 〒815-0037 福岡県福岡市南区玉川町22番1号 |
福岡県立博多青松高等学校 | 〒812-0044 福岡県福岡市博多区千代1丁目2番21号 |
福智高等学校 | 〒825-0002 福岡県田川市大字伊田3934番地 |
アットマーク明蓬館高等学校 | 〒827-0001 福岡県田川郡川崎町安眞木1373 |
福岡県の通信制高校は、県西部にある福岡市の2校の他、県中央部にある田川市・飯塚市・田川郡に1校ずつあります。福岡市にある福岡県立博多青松高等学校では、15歳~70歳代まで幅広い年代の方が学んでいます。
福岡県の東部・南部に通信制高校はありません。通学時、福岡県東部の方は、県中央部の田川市にある福智高等学校へ、県南部にお住まいの方は田川郡にあるアットマーク明蓬館高等学校まで足を向けることになるでしょう。
福岡県の通信制高校の状況
福岡県の通信制高校の生徒数
文部科学省が実施する学校基本調査(平成28年度)によると、福岡県内の通信制
高校の生徒数は公立で1,309人、私立で2,008人、合計で3,317人の生徒が通信制高校に所属しています。
うち、平成28年度の入学者数は公立で329人、私立で578人、合計で907人。
全国47都道府県で比較すると生徒数で17番目、入学者数では13番目と、比較的、通信制高校の生徒数は多い県と言えます。福岡県は九州の中で一番人口が多く、最も栄えているため通信制高校の数が多いという特徴があり、中でも福岡市に多くの生徒が集まっています。
福岡県の不登校者数と不登校への対策
文部科学省の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によると、平成27年10月時点での福岡県の中学校の不登校者数は4,229人。
1,000人あたりの不登校生数は29.9人、この数字は全国で11番目にあたります。
全国平均が1,000人あたり28.3人なので、不登校発生の状況としては全国的にはやや多い県と言えます。
福岡県では、こうした不登校の問題の解決を目標に、「福岡アクション3」を作成して、福岡県全ての学校において不登校への意識や取組の充実を図っています。
福岡アクション3
- 不登校の未然防止
- 不登校の早期発見・早期対応
- きめ細やかで継続的な支援について
不登校問題の解消に向けて、不登校生徒を含む全ての児童生徒に対して、全職員が組織的に取り組むことを基本的な対応とした上で、不登校に関する自校の実態・課題を正確に分析して目標・指標・取組を明確にし、全ての教職員での合意の下、実践することが有効的な対策と示しています。
福岡県の不登校問題 相談窓口
福岡県では、不登校の子を持つ保護者に向けて、下記のような相談窓口を開設しています。
窓口 | 電話番号 | 対象、受付時間帯 | 詳細 |
---|---|---|---|
一般財団法人 不登校支援センター | 【電話】 052-265-9455 【Fax】052-265-9456 |
・9:00〜18:00 (全社休業日除く) |
小学生・中学生・高校生の不登校に関する面談、電話相談 |
教育庁義務教育課教育相談室 | 【電話】092-643-3929 【Fax】092-643-3912 |
・月~金 9:00~17:00 (祝日・年末年始を除く) |
いじめ、不登校、非行、進路、障害児の教育全般の相談 |
福岡県教育センター | 092-948-3000 【E-mail】seitosoudan@educ.pref.fukuoka.jp |
・児童生徒、保護者、教職員 ・電話相談 月~金 9:00~17:00 (祝日・年末年始を除く) ・来所相談(要電話予約) 月~金 9:00~16:00 (祝日・年末年始を除く) |
いじめ、不登校、友人関係、学業などの学校生活に関する相談 |
不登校ひきこもりサポートセンター | 【電話】0947-42-1346 【Fax】0947-42-1364 【E-mail】support@fukuoka-pu.ac.jp |
月~金 9:00~17:00 (祝日・年末年始を除く) |
不登校、ひきこもりに関する相談 |
不登校問題における通信制高校の役割
不登校の生徒数は増加傾向
全国の中学校における不登校の生徒数は、平成3年度には54,172人でした。この数字が、平成27年度には98,428人と、約1.8倍まで増加しています。
不登校の定義と問題点
「平成15年3月 不登校問題に関する調査研究協力者会議報告」の中で、不登校問題の解決目標と問題点を下記のように説明しています。
- 不登校の解決の目標は将来の「社会的自立」
- 不登校の問題は「心の問題」のみならず「進路の問題」
社会との接点を失い、受けるべき教育を受けられなくなること、そうした社会経験・学習機会の喪失が将来的な精神的および経済的自立に影響しうることは、不登校の生徒にとって共通する懸念です。
不登校生徒に対する通信制高校が持つ役割
通信制高校は、こうした懸念を持つ不登校生徒に対して、より生徒の個性に合わせた形で、社会経験・学習機会を与える役割を担っています。
通信制高校であれば、一人ひとりに合ったペースで学習を進めることができます。登校の必要がないため、生徒自身が自分の関心のあるスポーツや芸術といった分野に時間をあてることも可能です。ストレスやプレッシャーの少ない生活環境を保ったまま、高校卒業資格を取得し、将来の大学進学の道を開くことができます。
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このページでは福岡県で通学できる通信制高校を多数ご紹介しています。
不登校生徒が増大する社会状況も背景に、通信制高校のカリキュラム・プログラムも多様化しています。まずは、どんな学校があるのかをチェックし、気になる学校があれば、まずは資料請求してみることをお勧めします。