高卒資格が得られる通信制高校10選!高認との違いや卒業条件も紹介

卒業証書

高卒資格が得られる代表的な通信制高校10選!

まずは卒業で高卒資格を得られる主な通信制高校を紹介します。

通信制高校は国に教育機関として認められているため、下記以外にも卒業すれば高卒資格を得られる学校は全国に数百校はあります。

そのため全部は紹介できないので、以下では有名な学校を紹介します。どれも高評価ですので迷ったら以下の学校に入学・転入しておけば間違いありません。

  1. トライ式高等学院
  2. 鹿島学園高等学校
  3. 第一学院高等学校
  4. ルネサンス高等学校
  5. 中央高等学院
  6. 駿台甲府高等学校
  7. 日本教育学院高等学校
  8. マイン高等学院
  9. 精華学園高等学校
  10. 飛鳥未来きずな高等学校

これらの学校は全てが全国対応していないので、場合によってはお住まいの地域からでは入学できないことがあります。

そのためまずは以下からお住まいの地域を選択しましょう。そうするとお住まいの地域から高卒資格を得られる通信制高校が表示されます。

まずはいくつかの学校の無料の資料請求をして、気になる学校があれば問い合わせなどをしてみると良いでしょう。

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通信制高校で高校卒業資格をする3つの条件

前述した通り卒業すれば「高卒」と認定される通信制高校ですが、全日制高校や定時制高校のように入学してから一学年ずつ進級して行けば自然と卒業できるというものではありません。

通信制高校を卒業するには、次の3つの条件を満たす必要があります。

  1. 最低でも3年間在籍している
  2. 74単位を取得している
  3. 特別活動30単位を取得している

特別活動とはホームルーム活動、体験学習などの体験学習、生徒会活動などのことです。スクーリングと呼ばれる登校日に実施されることになります。

登校日の設定は通信制高校ごとにかなり異なります。ほとんど毎日登校できる学校もあれば、一年のうち5日程度集中して通えば良いところもあります。

自分の希望にマッチしたスクーリングを行っている学校を選択すれば、あまり負担に思うこともなく特別単位を取得することができるでしょう。

通信制高校は同級生に遅れず高校卒業資格を得られる?

通信制高校は同級生に遅れをとらずに卒業することが可能です。たとえば中学卒業後の進路として通信制高校を選択したとしても、3年後に必要な単位をすべて取得していれば問題なく卒業できます。

また、全日制高校や定時制高校を退学して途中から通信制高校に入学したとしても、同級生に追いつくことは可能です。

なぜなら通信制高校では、全日制高校や定時制高校に通っていた期間、単位などが引き継がれてカウントされるからです。

また、通信制高校の多くは一年中いつからでも編入・転入することもできるので、空白時間ができる心配もありません。

一方、全日制高校や定時制高校への編入・転入の場合は一学年下から始めなければいけないことも少なくありません。

学年制を採用しているため仕方ないことではありますが、もし同級生と同時に卒業したいと考えているなら学年制でなく単位制の通信制高校を選択してはいかがでしょうか。

自主性が足りない場合は3年で卒業できないこともある

通信制高校は卒業の要件として、最低でも3年間在籍している必要がありますが、学年制の学校と違い「3年間在籍していれば自動的に卒業できる」という意味ではありません。

3年で卒業したい場合はその間にきっちりと単位を取得することが必須条件となります。学年制ではないので3年で卒業するのに必要な単位や勉強は自分で計算し、努力していかなくてはいけません。

また、通信制高校には先生もいなければ授業の時間が決められているワケでもないので、ついサボってしまい卒業までに3年以上かかる人、何年在籍しても卒業できない人がいるのも事実です。

もし3年で卒業したいならサポート体制の整った私立の通信制高校や、サポート校を選択することをおすすめします。

「高認」と「高校卒業資格」の違い

「高認」では最終学歴が中卒になる

通信制高校を卒業すれば自動的に高卒資格を取得することができますので、最終学歴は高卒となります。

しかし「高認」「高卒認定」などと呼ばれる「高等学校卒業程度認定試験」はあくまでも高校を卒業した人と同程度の学力がある、ということを認定するものに過ぎません。

そのため、最終学歴は中卒となってしまうのです。

もちろん「高認」に合格すれば大学、短大、専門学校、各種国家試験の受験資格を得ることができますし、採用試験の際に評価されることもあります。

しかし、万が一大学を途中で中退した場合は最終学歴が中卒となってしまうのです。

「高認」は通信制高校以上に苦労する

「高認」では全部で14科目に合格しなければいけません。もし全日制高校や定時制高校ですでに多くの単位を取得していたり、英検などの技能検定試験に合格していて、免除される科目がいくつかあるなら「高認」にパスするのは難しくないでしょう。

しかし、これから14科目すべてに合格しようとすると、通信制高校を卒業する以上に大変です。試験も年に2回しかないので、一度不合格になると次の試験まで半年も待たなくはいけません。

特に高校に進学しなかった、あるいは勉強が苦手だったり早い時期に中退してしまったという方の場合、「高認」よりも通信制高校卒業を目標とした方が賢明と言えるでしょう。

通信制高校で高卒資格を得るまでにかかる学費は?

通信制高校の学費はリーズナブル

自力で「高認」を目指すのではなく、通信制高校に進んだ方が良いことはわかっていても「学費が気になる」という人もいるでしょう。

しかし通信制高校は学費があまりかからないことが特徴です。

初年度にかかるおおよその費用
公立 約3万円
私立(自宅学習メイン) 約26万円~約43万円
私立(通学メイン) 約50万円~約115万円

通学型を希望しているなら、公立通信制高校の方が圧倒的に授業料も安くねらい目と言えます。ただそれだけに希望者が殺到することもあり、定員オーバーになってしまうこともあるので注意が必要です。

学校での授業をあまり望んでいない場合は私立の自宅学習型の通信制高校の方がおすすめといえます。

就学支援金制度を利用すれば学費は無償になることが多い

もし学費がネックになっていて通信制高校を選びにくい場合、就学支援金制度を利用するのがおすすめです。

就学支援金制度は世帯年収が910万円以下であれば公立はほぼ無償に、私立であっても学費の大部分を抑えることができます。

国が出している支援制度なので返還も不要ですので、興味のある方は以下の記事も参考にして下さい。

高卒資格が得られる通信制高校

通信制高校なら就職や大学受験に必要な高校卒業資格を問題なく取得できます。中には大学受験のコースを設置しているところもあり、高卒資格取得だけでなく受験対策もしっっかりとしてくれるので安心です。

また、大学進学は希望していないとしても、就職に際して中卒と高卒とでは求人数が圧倒的に違います。

高認はどうしてもリスクが高いので、高卒資格だけは取得しておいた方が良いでしょう。

以下から自分に合っていそうな学校の無料資料請求をしてみることをおすすめします。

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